企画展示「シンフォニー・オブ・アート—イメージと素材の饗宴」が、群馬県立館林美術館にて、2024年4月20日(土)から6月23日(日)まで開催される。
美術作品には、さまざまな要素を集めることで作られるものがある。企画展示「シンフォニー・オブ・アート—イメージと素材の饗宴」では、「集める」という視点から作品の表現や成り立ちに光をあて、群馬県立館林美術館のコレクションを中心に紹介する。
美術作品における「集める」要素として、たとえば、パターン化した色や形を反復した絵画、同じモチーフを集めて構成した立体などを挙げることができる。また、ストーリーを伝えるため、多くのモチーフを集めた物語的な表現も考えられる。
本展では、「集める」という視点から、油彩や版画、立体など、120点以上の作品を紹介。アンディ・ウォーホル《花》、梅沢和木《マジェスティック・ハザード》、戸谷成雄《景体のバロック》、ニルス=ウド《ナラの葉》など、さまざまな作品を目にすることができる。
また、繊維を集めて制作される「ファイバーアート」にも着目。群馬県立近代美術館は、染織作品の紹介を活動方針のひとつとして、ファイバーアートの収集に力を入れてきた。本展では、小林尚美《Ito-83》といったコレクション作品を公開するとともに、ゲスト・アーティストとして出居麻美、徂徠友香子を迎えて展示を行う。
企画展示「シンフォニー・オブ・アート—イメージと素材の饗宴」
会期:2024年4月20日(土)~6月23日(日)
会場:群馬県立館林美術館 展示室2~4
住所:群馬県館林市日向町2003
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(4月29日(月・祝)、5月6日(月・振)のぞく)
観覧料:一般 620円(490円)、高校・大学生 310円(240円)
※( )内は20名以上の団体割引料金
※中学生以下、障害者手帳などの所持者および介護者1名は無料
※65歳以上の群馬在住者は平日のみ2割引
【問い合わせ先】
群馬県立館林美術館
TEL:0276-72-8188