企画展「大川美術館コレクションによる20世紀アートセレクション —ピカソ、ベン・シャーンからポップ・アートまで」が、栃木の宇都宮美術館にて、2024年6月9日(日)から8月18日(日)まで開催される。
企画展「大川美術館コレクションによる20世紀アートセレクション —ピカソ、ベン・シャーンからポップ・アートまで」は、群馬県桐生市にある大川美術館のコレクションから、20世紀の多彩な芸術を紹介する展覧会だ。
20世紀は、従来の価値観にとらわれない作品が次々と生み出された時代であった。20世紀初頭にはキュビスムが創始され、第一次世界大戦後のパリでは、エコール・ド・パリやシュルレアリスムなどが登場している。第二次世界大戦後には、芸術の中心がアメリカへと移り、日用品をモチーフとしたポップアートの芸術家などが活躍することとなった。
本展では、約40年にわたって国内外の美術品を蒐集した大川栄二の個人コレクションを礎とする、大川美術館の所蔵作品から、65名の作家による全123点を展示予定。キュビスムを創始したパブロ・ピカソやジョルジュ・ブラックから、アメデオ・モディリアーニや藤田嗣治といったエコール・ド・パリの作家、シュルレアリスムを代表する画家のひとりサルヴァドール・ダリ、アンディ・ウォーホルやロイ・リキテンスタイン、ベン・シャーンなどのアメリカの芸術家まで、多彩な作品を目にすることができる。
企画展「大川美術館コレクションによる20世紀アートセレクション —ピカソ、ベン・シャーンからポップ・アートまで」
会期:2024年6月9日(日)〜8月18日(日)
会場:宇都宮美術館
住所:栃木県宇都宮市長岡町1077
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(7月15日(月・祝)、8月12日(月・振)は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)
観覧料:一般 1,000円(800円)、高校・大学生 800円(640円)、小・中学生 600円(480円)
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保険福祉手帳の所持者および介護者(1名)は無料
※宇都宮市在学・在住の高校生以下は無料
※毎月第3日曜日(6月16日、7月21日、8月18日)は「家庭の日」につき、高校生以下を含む家族での来館者は、企画展観覧料が一般・大学生は半額、高校生以下は無料
■出品作家
アメデオ・モディリアーニ、アルベルト・ジャコメッティ、アンディ・ウォーホル、アンドレ・ドラン、オディロン・ルドン、草間彌生、国吉康雄、クレス・オルデンバーグ、サルヴァドール・ダリ、清水登之、ジャスパー・ジョーンズ、ジャン・メッツァンジェ、ジョアン・ミロ、ジョージ・グロス、ジョルジュ・ブラック、ジョルジュ・ルオー、ジョン・スローン、トム・ウェッセルマン、野田英夫、パブロ・ピカソ、藤田嗣治、ベルナール・ビュッフェ、ベン・シャーン、マックス・エルンスト、マリー・ローランサン、マルク・シャガール、マルセル・デュシャン、モーリス・ユトリロ、ロイ・リキテンスタイン、ロバート・ヘンライ、ロバート・ラウシェンバーグ ほか
【問い合わせ先】
宇都宮美術館
TEL:028-643-0100