「金曜ロードショーとジブリ展」が、2025年4月24日(木)から7月6日(日)まで、長崎県美術館にて開催。東京・寺田倉庫でも開催された巡回展だ。
「金曜ロードショーとジブリ展」は、1985年に放送がスタートした日本テレビ系の映画番組「金曜ロードショー」の歩みを辿りながら、スタジオジブリ作品の魅力を紹介する展覧会。九州初上陸となる今回も、スタジオジブリ作品のポスターやチラシ、映画で実際に使用した絵コンテなど、貴重な資料の数々が集結する。
「金曜ロードショー」は、これまで200回以上にわたりスタジオジブリ作品を放送してきた。番組が始まった1985年はスタジオジブリが“スタジオ開き”をした年でもあり、日本テレビが特別番組で『風の谷のナウシカ』を初放送した年でもある。
「金曜ロードショーとジブリ展」では、そんな1985年を起点に、スタジオジブリ作品の公開年、そして「金曜ロードショー」で映画を初放送した当時の世相を振り返る。昭和、平成、令和に至る各時代の記憶と記録を通じて、ジブリ作品が持つ時代性や普遍性が浮かび上がってくることだろう。
貴重な絵コンテは、1984年公開の『風の谷のナウシカ』から2021年公開の『アーヤと魔女』まで、スタジオジブリのほぼ全作品を展示。作品の生まれる過程を間近で見ることのできる機会となっている。
また会場には、『魔女の宅急便』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』といったジブリ作品のポスターの世界に入り込めるフォトスポット「ジブリ映画ポスタースタジオ」が登場。物語の主人公になった気分で、来場の思い出を残すことができる。
「金曜ロードショー」とスタジオジブリの原点とも言える『風の谷のナウシカ』をテーマにした、圧巻の展示も必見だ。造形作家・竹谷隆之らが映画に登場する“腐海”を表現した空間に、巨大な王蟲や、大王ヤンマ、ムシゴヤシなど、まるで本物のような造形物が登場する。
「金曜ロードショーとジブリ展」
開催期間:2025年4月24日(木)~7月6日(日)
会場:長崎県美術館 企画展示室
住所:長崎県長崎市出島町2-1
開館時間:10:00~20:00(最終入場 18:30)
休館日:5月12日(月)・26日(月)、6月9日(月)・23日(月)
観覧料:
[一般 ] 当日 1,900円、前売 1,600円、平日夕方 1,700円
[中高生] 当日 1,500円、前売 1,200円、平日夕方 1,300円
[小学生] 当日 1,200円、前売 900円、平日夕方 1,000円
※小学生未満無料。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、障害福祉サービス受給者証、地域相談支援受給者証、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)医療受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者および介護者1名は前売料金。(団体料金は無し)
※安全管理のため、混雑状況により当日券販売を一時中止・入場規制を行う場合あり。
※事前予約不要。混雑時は入場を待つ可能性あり。
※平日夕方券は月曜~金曜日の17:00以降の入場が対象。祝日および GW期間中の4月28日(月)・30日(水)、5月1日(木)・2日(金)を除く。
※前売券の販売は2月28日(金)~4月23日(水)まで。
【問い合わせ先】
長崎県美術館
TEL:095-833-2110