英国を代表する歴史上最も偉大なロックバンドの一つである「ザ・キンクス(The Kinks)」が、今年でデビュー50週年を迎えるにあたり、『ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第一回戦』のレガシー・エディションを、2014年9月24日(水)に発売する。これは、ザ・キンクスの復刻シリーズ第1弾となる。
ザ・キンクスは、栄光の1960年代に、ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フーと並んで「英国4大ロック・バンド」と称された英国を代表する歴史上最も偉大なロック・バンドの一つ。イギリスの週刊音楽雑誌NMEも、“ブリティッシュ”に拘ったスタイルとオリジナリティを絶賛するなど、最大級の影響力を持つイギリスバンドとして今なお多くのファンから愛される。
そんな彼らの復刻シリーズ第1弾は、モノラルとステレオのミックス、未発表音源、別ヴァージョンなど計17曲ものボーナストラック(うち13曲は完全未発表)を収録した2枚組となっている。ディスク1には、1970年に発表されたアルバムより、ライヴでは必ず大合唱になる定番曲『ローラ』を、ディスク2には、1971年発表の『パーシー』(1971年に公開されたイギリスのコメディ映画『パーシー』のサウンドトラック)など、素晴らしいボーナス・コンテンツを収録。
キンクスのアーカイヴ担当者アンドリュー・サンドヴァルがすべてオリジナル・テープからリマスタリングを手掛けた、2014年最新リマスター音源でのリリースとなる今回のレガシー・エディション。ブックレットは当時の貴重な未発表写真が満載となるほか、名盤を紐解くライナーノーツが収録される。ロックやフォーク、そしてイギリスの伝統的なミュージック・ホールのサウンドが盛り込まれた、「英国の薫り」漂う復刻シリーズをぜひチェックしてみて。
【商品詳細】
■ザ・キンクス『ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第一回戦』レガシー・エディション(The Kinks“Lola Versus Powerman and the Moneygoround Part One” Legacy Edition)
発売日:2014年9月24日(水)予定
・ディスク1
1. 競争者
2. 見知らぬ人
3. デンマーク・ストリート
4. ゲット・バック・イン・ザ・ライン
5. ローラ
6. トップ・オブ・ザ・ポップス
7. マネーゴーラウンド
8. ディス・タイム・トゥモロウ
9. 家路はるかに
10. ラッツ
11. エイプマン
12. パワーマン
13. 自由に向かって
ボーナス・トラック
14. エニイタイム
15. 競争者(デモ)
16. ザ・グッド・ライフ
17. ローラ(別ヴァージョン)
18. ディス・タイム・トゥモロウ(インスト)
19. エイプマン(別ヴァージョン)
20. 自由に向かって(別ヴァージョン)
※1-13曲目:1970年発表、14-20曲目:未発表曲。
・ディスク2『パーシー』 “PERCY”
1. ゴッズ・チルドレン
2. ローラ[インストゥルメンタル]
3. ザ・ウェイ・ラヴ・ユースト・トゥ・ビー
4. コンプリートリー
5. ランニング・ラウンド・タウン
6. モーメンツ
7. アニマルズ・イン・ザ・ズー
8. ジャスト・フレンズ
9. ホイップ・レディ
10. ドリームス
11. ヘルガ
12. ウィレスデン・グリーン
13. ゴッズ・チルドレン [エンド]
ボーナス・トラック
14. ドリームス(リミックス)
15. ローラ(モノ・シングル)
16. エイプマン(モノ・シングル)
17. ラッツ(モノ・シングル)
18. パワーマン(モノ)
19. マネーゴーラウンド(モノ別ヴァージョン)
20. エイプマン(モノ別ヴァージョン)
21. ゴッズ・チルドレン(モノ・フィルム・ミックス)
22. ザ・ウェイ・ラヴ・ユースト・トゥ・ビー(モノ・フィルム・ミックス)
23. ゴッズ・チルドレン [エンド](モノ・フィルム・ミックス)
※1-13曲目:1971年発表、15-17曲目:1970年発表、22曲目:1998発表、14、18-21、23曲目 未発表曲。
【ザ・キンクス】
1964年、レイとデイヴのデイヴィス兄弟によって、ロンドン北部のマスウェル・ヒルで結成される。リトル・リチャードの「のっ ぽのサリー(Long Tall Sally)」でデビュー。サードシングル「ユー・リアリー・ガット・ミー」が全英1位を獲得。80年代には「カム・ダンシング」が大ヒット。1990 年、結成メンバーの4人がロックの殿堂入りを果たす。2004年、レイ・デイヴィスがその音楽界への貢献を称えられ、女王エリザベス二世より大英帝国勲章 第三位を授与。ロンドンの街角やそこで暮らす人々の姿を英国独特のひねりのきいたブラック・ユーモアで紡いだ作品多くの英国のバンドに多大な影響を与え、 最も「英国的」な薫りを感じるバンドとしてリスペクトされ続けている。