神奈川・横浜の大佛次郎記念館では、テーマ展示「ポール・ルヌアール没後100年 大佛次郎版画コレクション —小さきものへのまなざし」を、2024年8月18日(日)まで開催する。
ポール・ルヌアール(Paul Renouard)は、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した、フランスの画家・版画家だ。新聞『イリュストラシオン』や雑誌『パリ・イリュストレ』などに挿絵を提供し、ルポルタージュの素描家として人気を博したことで知られている。
テーマ展示「ポール・ルヌアール没後100年 大佛次郎版画コレクション —小さきものへのまなざし」では、大佛次郎記念館が所蔵するルヌアールの版画作品約300点のなかから、選りすぐりの40点を紹介。ルヌアールの集大成ともいえる版画集『動き、身振り、表情』より、19世紀末ロンドンのクリスマス・パフォーマンスの舞台裏を題材とした《ドルリー・レーン劇場の子ども達》や、パリ・ブローニュの森の動植物園に取材した動物など、子どもや自然の一瞬の動きを捉えた作品を目にすることができる。
テーマ展示「ポール・ルヌアール没後100年 大佛次郎版画コレクション —小さきものへのまなざし」
会期:2024年4月20日(土)~8月18日(日)
[前期 4月20日(土)~6月23日(日) / 後期 6月25日(火)~8月18日(日)]
会場:大佛次郎記念館 2Fギャラリー
住所:神奈川県横浜市中区山手町113
開館時間:10:00~17:30(入館は17:00まで)
休館日:月曜日(祝休日の場合は翌平日)
観覧料:一般 200円(150円)、中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※横浜市在住の65歳以上は100円
※毎月23日「市民の読書の日」、第2・第4土曜日は高校生無料
※障がい者手帳の所持者および付添者1名は無料
【問い合わせ先】
大佛次郎記念館
TEL:045-622-5002