大分県立美術館では、コレクション展V「花が咲くころ」を、2025年1月31日(金)から3月31日(月)まで開催する。
コレクション展V「花が咲くころ」では、「花」に着目しつつ、大分県立美術館の所蔵作品を紹介。なかでも、ピーエル=オーギュスト・ルノワールの《花飾りのついた帽子》は、初公開となる希少な版画だ。花飾りをあしらった大きな帽子を被る、少女の姿を描いた作品となっている。
また、近代日本画家・田近竹邨(たぢか ちくそん)が描いた花鳥画も。《鴛鴦遊春池図》は、咲き乱れる花に入り交じって、おしどりの姿を描きだした、のどかな作品となっている。
さらに、1995年、大分・日田の伝統的な陶器「小鹿田焼」が重要無形文化財に指定され、2025年で30年を迎えることにちなんで、小鹿田焼の展示も。《飴釉筒描き藤文口付徳利》など、素朴で温かみのある質感の作品を目にすることができる。
コレクション展V「花が咲くころ」
会期:2025年1月31日(金)~3月31日(月)
会場:大分県立美術館 3F コレクション展示室
住所:大分県大分市寿町2-1
開館時間:10:00~19:00(金・土曜日は20:00閉館)
※入場はいずれも閉館30分前まで
休展日:3月3日(月)
観覧料:一般 300円(250円)、高校・大学生 200円(150円)、中学生以下 無料
※( )内は有料入場20名以上の団体料金
※土曜日は高校生無料
※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の提示者および付添者(1名)は無料
※2月7日(金)~3月31日(月)の期間は、開催中の企画展半券の提示により、1枚につき1回無料
【問い合わせ先】
大分県立美術館
TEL:097-533-4500