展覧会「パウル・クレー展——創造をめぐる星座」が、兵庫県立美術館にて、2025年3月29日(土)から5月25日(日)まで開催される。愛知県美術館などでも開催される巡回展だ。
20世紀前半におけるもっとも重要な美術家のひとり、パウル・クレー。1879年スイスに生まれたクレーは、ドイツ・ミュンヘンを拠点に、芸術家グループ「青騎士」などの活動に参加し、ヴァシリー・カンディンスキーやフランツ・マルクらと交流している。第一次世界大戦後にはバウハウスで教鞭を執る一方、さまざまな技法と素材を用いて造形的実験を試みた。
展覧会「パウル・クレー展——創造をめぐる星座」は、兵庫県立美術館で10年ぶりとなるクレーの展覧会。《チュニスの赤い家と黄色い家》、《熱帯の花》、《北方のフローラのハーモニー》といった作品を通して、クレーの足跡をたどってゆく。
また、クレーの同時代性や交流にも着目。キュビスム、表現主義、ダダ、シュルレアリスムといった同時代の美術動向にも光をあてつつ、他作家の作品をあわせて展示する。
展覧会「パウル・クレー展——創造をめぐる星座」
会期:2025年3月29日(土)~5月25日(日)
会場:兵庫県立美術館
住所:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 HAT神戸内
開館時間:10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(5月5日(月・祝)は開館)、5月7日(水)
観覧料:一般 2,000円(1,600円)、大学生 1,500円(1,200円)、高校生以下 無料、70歳以上 1,000円(800円)
※障害者手帳などの所持者は、一般 500円(400円)、大学生 350円(300円)、介助者1名は無料
※( )内は20名以上の団体料金(1か月前までに要連絡)
※前売券(一般 1,800円、大学生 1,300円)は、12月19日(木)10:00から販売
※コレクション展には別途観覧料が必要(本展とあわせて観覧する場合は割引あり)
【問い合わせ先】
兵庫県立美術館
TEL:078-262-1011