展覧会「パウル・クレー展 創造をめぐる星座」が、静岡市美術館にて、2025年6月7日(土)から8月3日(日)まで開催される。愛知県美術館などでも開催された巡回展だ。
抽象的でありながら、詩情を湛えた作品で知られる画家、パウル・クレー。孤独に瞑想する芸術家というイメージが強いものの、クレーの作品は、青騎士、キュビスム、ダダ、シュルレアリスム、バウハウスなど、同時代の美術動向との関わりのなかで生まれたものであった。
スイス・ベルン近郊の音楽一家のもと、1879年に生まれたクレーは、ドイツ・ミュンヘンに移り、1912年ワシリー・カンディンスキーら「青騎士」の展覧会に参加。 1914年にはチュニジアを旅行し、鮮やかな色彩に目覚めることになった。その後、第一次世界大戦を経て、1921年からバウハウスで教鞭を執るも、1933年末、ナチ政権の迫害を受けてベルリンに移住。1940年に世を去った。
「パウル・クレー展 創造をめぐる星座」は、同時代の画家や芸術動向と比較しつつ、クレーの軌跡を紹介する展覧会。スイス・ベルンのパウル・クレー・センターの学術協力のもと、《チュニスの赤い家と黄色い家》や《北方のフローラのハーモニー》、《山への衝動》、《無題(最後の静物画)》など、初期から晩年にいたるクレーの名品を一堂に集めて紹介するとともに、ワシリー・カンディンスキーやパブロ・ピカソ、ジョアン・ミロといった同時代の画家による作品をあわせて展示する。
静岡市美術館開館15周年記念
展覧会「パウル・クレー展 創造をめぐる星座」
会期:2025年6月7日(土)〜8月3日(日)
会場:静岡市美術館
住所:静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー 3F
開館時間:10:00〜19:00(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館し、翌火曜日に休館)
観覧料:一般 1,600円(1,400円)、高校生・大学生・70歳以上 1,100円(900円)、中学生以下 無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※前売券は4月26日(土)から6月6日(金)まで販売
※障がい者手帳などの持参者および付添者(原則1名)は無料
■展示予定作家
パウル・クレー、ヴァシリー・カンディンスキー、フランツ・マルク、パブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラック、ロベール・ドローネー、ジャコモ・バッラ、アウグスト・マッケ、ルイ・モワイエ、ジョアン・ミロ、マックス・エルンスト、ハンス・アルプ、リオネル・ファイニンガー、ラースロー・モホリ=ナジ ほか
【問い合わせ先】
静岡市美術館(代表)
TEL:054-273-1515