企画展「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」が、東京・上野の国立西洋美術館にて、2022年10月8日(土)から2023年1月22日(日)まで開催される。その後、2023年2月4日(土)から5月21日(日)まで、大阪の国立国際美術館に巡回する。
パブロ・ピカソの生涯にわたる作品をはじめ、20世紀美術の優れたコレクションを誇る、ベルリン国立ベルクグリューン美術館。ドイツ生まれの美術商ハインツ・ベルクグリューンが収集した作品から構成される同館のコレクションは、なかでも彼が敬愛した同時代の4人の芸術家、パブロ・ピカソ、パウル・クレー、アンリ・マティス、そしてアルベルト・ジャコメッティの作品を特色としている。
企画展「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」は、ベルクグリューン美術館の設立後、そのコレクションを館外でまとめて紹介する初の展覧会だ。会場では、同館のコレクションから精選した97点を中心に、20世紀美術の作品108点を紹介。そのうち、76点が日本初公開となる。
本展では、ベルクグリューン美術館が誇る第一級のピカソ・コレクションから、《緑色のマニキュアをつけたドラ・マール》や《黄色のセーター》、第二次大戦中のピカソのもっとも重要な作品のひとつ《大きな横たわる裸婦》など、日本初公開35点を含む作品を紹介。さらに、クレーの《中国の磁器》や《子どもの遊び》 、マティスの切り絵作品や油彩画、ジャコメッティの彫刻など、珠玉の名品を一堂に紹介する。
企画展「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」
会期:2022年10月8日(土)〜2023年1月22日(日)
会場:国立西洋美術館 企画展示室
住所:東京都台東区上野公園7-7
開館時間:9:30〜17:30(金・土曜日は20:00まで)
※入館はいずれも閉館30分前まで
休館日:月曜日(10月10日(月・祝)、1月2日(月・休)・9日(月・祝)は開館)、10月11日(火)、12月30日(金)〜1月1日(日・祝)、1月10日(火)
観覧料:一般 2,100円、大学生 1,500円、高校生 1,100円、中学生以下 無料
※日時指定制
※無料入場対象者は日時指定予約不要(会場内の混雑などにより入場を待つ場合あり)
※チケット購入の詳細については、展覧会公式サイトを参照
※中学生以下、心身障がい者および付添者1名は無料(入館時に学生証または年齢の確認できるもの、障害者手帳を提示)
※入場方法を変更、および入場制限を実施する場合あり(最新情報については展覧会公式サイトにて確認のこと)
■巡回情報
・国立国際美術館
会期:2023年2月4日(土)〜5月21日(日)
住所:大阪府大阪市北区中之島4-2-55
【問い合わせ先】
TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)