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映画監督アンジェイ・ワイダの回顧展、東京・国立映画アーカイブで - ポスターや衣裳など約190点

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展覧会「映画監督 アンジェイ・ワイダ」が、東京・京橋の国立映画アーカイブにて、2024年12月10日(火)から2025年3月23日(日)まで開催される。

映画監督アンジェイ・ワイダの大規模回顧展

『蝿取り紙』撮影中のアンジェイ・ワイダ 1969年
日本美術技術博物館Manggha所蔵
『蝿取り紙』撮影中のアンジェイ・ワイダ 1969年
日本美術技術博物館Manggha所蔵

ポーランドを代表する映画監督、アンジェイ・ワイダ。第二次世界大戦期におけるポーランドの複雑な歴史を取り上げた「ポーランド派」の若き監督として、『地下水道』や『灰とダイヤモンド』で映画界に新風を巻き起こしたワイダは、のちに『大理石の男』やその続編『鉄の男』を発表、当時の社会主義体制に抗いつつ、ポーランドの過酷な歴史を雄弁に描きだした。また、ポーランド文学の名作を翻案した映画もたびたび手がけている。

アンジェイ・ワイダ 『ダントン』 1983年 ポーランド版ポスター
デザイン:ヴィエスワフ・ヴァウクスキ ウッチ映画博物館所蔵
アンジェイ・ワイダ 『ダントン』 1983年 ポーランド版ポスター
デザイン:ヴィエスワフ・ヴァウクスキ ウッチ映画博物館所蔵

展覧会「映画監督 アンジェイ・ワイダ」は、巨匠ワイダの大規模な回顧展。2019年、ポーランドのクラクフ国立美術館で開催された展覧会の初海外巡回となる本展では、貴重な資料を一堂に集めるほか、ワイダと日本の関係に着目する東京展独自の内容を加え、約190点の展示品を通して、ワイダの作家像と作品世界を紹介する。

約190点の資料から探る活動の軌跡

アンジェイ・ワイダ 『菖蒲』 2009年 ワイダによるスケッチ
日本美術技術博物館Manggha所蔵
アンジェイ・ワイダ 『菖蒲』 2009年 ワイダによるスケッチ
日本美術技術博物館Manggha所蔵

本展では、さまざまな資料とともに、『灰とダイヤモンド』、『大理石の男』、『鉄の男』、『ダントン』といったワイダの映画作品を紹介。美術学校出身で絵画の才に恵まれたワイダ本人によるスケッチ、作品で着用された衣裳といった実資料を展示するほか、ビデオプロジェクションやデジタル展示といった展示方法を通して、ワイダの60年以上にわたる作品歴を立体的に紹介する。

ワイダと日本の関わりにも着目

アンジェイ・ワイダ 『ヴィルコの娘たち』 1979年
岩波ホール公開時のパンフレット 国立映画アーカイブ所蔵
アンジェイ・ワイダ 『ヴィルコの娘たち』 1979年
岩波ホール公開時のパンフレット 国立映画アーカイブ所蔵

東京展ならではの視点として、ワイダと日本の関わりに着目した展示も。日本の美術や風土を愛したワイダと、ワイダの映画を誠実に紹介した日本の繋がりに光をあてつつ、ワイダが出演し坂東玉三郎が主演を務めた『ナスターシャ』の資料などを展示する。

アンジェイ・ワイダの特集上映も

アンジェイ・ワイダの特集上映も
『ロトナ』©WFDiF

なお、国立映画アーカイブでは、本展の開催に合わせて、特集上映「映画監督 アンジェイ・ワイダ」を12月10日(火)から26日(木)まで開催。デビュー作『世代』や代表作『灰とダイヤモンド』、日本劇場未公開作『ザ・コンダクター』など、14作品を上映する。

展覧会概要

展覧会「映画監督 アンジェイ・ワイダ」
会期:2024年12月10日(火)〜2025年3月23日(日)
会場:国立映画アーカイブ 7F 展示室
住所:東京都中央区京橋3-7-6
開室時間:11:00〜18:30
※1月31日(金)、2月28日(金)は20:00閉室
※入室はいずれも閉室30分前まで
休室日:月曜日、12月27日(金)〜1月5日(日)
観覧料:一般 250円(200円)、大学生 130円(60円)
※高校生以下・18歳未満、65歳以上、障害者手帳の所持者および付添者原則1名などは無料(証明できるものを要提示)
※( )内は20名以上の団体料金
※料金は、常設の「日本映画の歴史」入場料を含む
※国立映画アーカイブが主催する上映会の観覧券(オンラインチケット「購入確認メール」ないしQRコードのプリントアウト)の提示により、1回にかぎり団体料金を適用

■上映企画「映画監督 アンジェイ・ワイダ」
期間:2024年12月10日(火)~26日(木)
会場:国立映画アーカイブ 2F 長瀬記念ホール OZU
料金:一般 1,300円、高校・大学生・65歳以上 1,100円 ほか

【問い合わせ先】
ハローダイヤル(9:00~20:00)
TEL:050-5541-8600

Photos(11枚)

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