映画『おいしくて泣くとき』の主題歌は、透明感あふれる歌声で全世代から熱い指示を集めるシンガーソングライター・Uruの「フィラメント」。森沢明夫原作の映画『夏美のホタル』の主題歌が自身のデビュー曲となるUruは、森沢作品で2度目の主題歌を務める。
タイトルの“フィラメント”とは、電球・真空管などの内部にあり、電流を流して熱電子を放出する線のこと。Uruは新曲「フィラメント」について、「起きていることは辛く苦しい事なのだけれど、この作品の登場人物全員に凛とした強さと太い芯のようなものを感じ、それをそのまま曲にしました。苦しみや悲しみの中で途絶えそうになっても、小さな明かりだけはずっと灯していたいなと思いながらこの『フィラメント』を歌いました」とコメントを寄せている。
幼いころに母親を亡くした心也と、家に居場所がない夕花。同級生の二人はひょんなことから「ひま部」を結成、孤独だった2人が互いに距離を縮めていく。しかし、ある事件をきっかけに夕花は姿を消してしまう。行き場のない想いを抱えたまま、交わした約束を胸に彼女を待つ心也。突然の別れから30年、明かされる彼女の秘密。その秘密を知った時、あなたもきっと涙する。
【作品詳細】
映画『おいしくて泣くとき』
公開日:2025年4月4日(金)
監督:横尾初喜
脚本:いとう菜のは
出演:長尾謙杜、當真あみ、水沢林太郎、芋生悠、池田良、田村健太郎、篠原ゆき子、安藤玉恵、美村里江、安田顕、ディーン・フジオカ
音楽:上田壮一
原作:森沢明夫「おいしくて泣くとき」(角川春樹事務所刊)
配給:松竹