辻村深月の青春小説「この夏の星を見る」が映画化。2025年夏に公開される。
『傲慢と善良』『ハケンアニメ!』など、実写化作品でもおなじみの直木賞作家、辻村深月による小説「この夏の星を見る」が映画化。原作小説では、2020年に感染症が拡大した“コロナ禍”を背景に、休校や緊急事態宣言に直面し、大人以上に複雑な思いを抱える中高生たちの青春を描く。これまでに誰も経験したことのなかった事態の中で生まれたままならない哀しさ、そして優しさ、温かさといった人々の思いを描き出した感動作だ。
物語の主役は、部活動を制限された中高生たち。リモート会議を駆使して日本各地で繋がり、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」に挑む。茨城、東京、長崎五島の中高生が始めたこの活動がやがて全国に広がり、ある奇跡をもたらしていく。
なお、「この夏の星を見る」映画化にあたり、キャストや監督など詳細情報は現段階では未発表。続報を待ちたい。
【詳細】
映画『この夏の星を見る』
公開時期:2025年夏
原作:辻村深月(KADOKAWA)