小説『線は、僕を描く』が、横浜流星を主演に迎えて映画化。2022年10月21日(金)に公開される。
『線は、僕を描く』は、2020年に「本屋大賞」3位に輝いた、砥上裕將による青春芸術小説。映画『ちはやふる』を手掛けた小泉徳宏監督を筆頭に、製作チームが再結集し、水墨画の世界に挑む。白と黒のみで描かれる水墨画を、“色鮮やかな世界”として、まばゆいほど瑞々しく描き出した。
■主人公・青山霜介(そうすけ)...横浜流星
主人公は、あるきっかけで水墨画と出会い、学ぶことでその世界に魅了されていく大学生・青山霜介。アルバイト先の絵画展設営現場で、水墨画と運命の出会いを果たす。水墨画の巨匠・篠田湖山に声をかけられ、水墨画を学び始めることに。
主演を務めるのは、『愛唄 -約束のナクヒト-』『いなくなれ、群青』『チア男子!!』の3作品で、第43回アカデミー賞新人俳優賞を受賞した横浜流星。2022年だけでも、『嘘喰い』『アキラとあきら』『流浪の月』など、話題作に立て続けに出演している。
横浜流星は霜介として瑞々しい演技を魅せる一方で、水墨画に初挑戦し、見事な筆さばきを披露。『線は、僕を描く』の役作りのため、撮影前には水墨画家の小林東雲のもとで1年以上もの時間をかけて練習を繰り返したという。
■篠田千瑛(ちあき)…清原果耶
水墨画の巨匠・篠田湖山の孫で、霜介のライバル。千瑛を演じるのは、清原果耶。『3月のライオン』、『ちはやふる-結び-』、『愛唄 -約束のナクヒト-』、『まともじゃないのは君も一緒』など、デビュー以降数多くの話題作に出演し、2021年には連続テレビ小説「おかえりモネ」の主演を務め、映画『護られなかった者たちへ』では、第45回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞を受賞するなど、活躍を見せている。
主演の横浜流星とは、2019年の『愛唄 -約束のナクヒト-』以来3年振りの共演となり、小泉徳宏監督とは『ちはやふる-結び-』以来4年振りのタッグに。横浜と同じく、撮影前には水墨画家の小林東雲のもとで水墨画の練習を行い撮影に臨んだ。劇中では千瑛として、凛とした中にもしなやかで力強い、演技と筆さばきを披露している。
■古前...細田佳央太
霜介が水墨画を始めるきっかけを与えた親友。映画『町田くんの世界』『花束みたいな恋をした』やTVドラマ「ドラゴン桜」など話題作に出演する細田佳央太が演じる。
■川岸...河合優実
霜介に触発され水墨画を始め、古前とともに水墨画サークルを立ち上げる。『サマーフィルムにのって』『由宇子の天秤』で第64回ブルーリボン賞新人賞・第95回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞などを受賞した河合優実が担当。
■藤堂翠山(すいざん)...富田靖子
水墨画の評論家。
■西濱湖峰(こほう)...江口洋介
湖山の一番弟子。