プチバトー(PETIT BATEAU)の2025-26年秋冬コレクションが2025年3月17日(月)、東京・表参道のスパイラルホールにて発表された。
プチバトーは、1893年にフランス・トロワにて誕生したファッションブランド。上質な素材を用いたショーツや白Tシャツ、ボディ肌着など、ベビー服からキッズ、ウィメンズまで幅広い世代に愛されるアイテムを生み出し、130年以上歩み続けている。そんなプチバトーが、2025年秋冬シーズンに向けて、日本では9年ぶりとなるランウェイショーを開催する。
肌あたりのよい着心地はもちろん、遊び心のあるデザインを展開するプチバトー。アイコニックなヨットモチーフを三角と半円の図形で表現したプルオーバーをはじめ、水兵服をアレンジしたワンピース、セーラー風のボーダーニットなど、夏を感じさせる雰囲気がランウェイを包み込んだ。
ボトムスは、デニムやスウェットといったカジュアルな素材が中心。鮮やかなイエローのレインコート、ペプラムトップス、ケーブル編みニットと組み合せて提案され、リラクシングなシルエットと実用性を見事に融合させていた。
さざ波の音が流れるとともに、ウィンダンシー(WIND AND SEA)とのコラボレーションアイテムが登場。Wネームでヨットモチーフを囲ったボーダー柄Tシャツや、全面に“Wild and”の文字をプリントしたトートバッグ、“Sea”のグラフィックTシャツなど、マリンテイストのルックが披露された。
人気のハートプリントをあしらったパジャマや、クジラ柄バスローブ、アニマル総柄パジャマが続き、ラストは、スキーやスノーボードなどウィンタースポーツを思わせる装いに。真っ赤なノルディック柄ニットと、肩にフリルを施したワンピース、イエローの暖かそうなダウンコート、深緑のコーデュロイパンツなどを多彩なカラーパレットで表現した。