映画『テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ』が、2025年6月6日(金)より全国公開される。
映画『テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ』は、典型的なオレオレ詐欺に引っかかってしまった93歳の主人公・テルマが、犯人から大金を取り戻そうと奮闘するスロー・アクション・コメディ。トム・クルーズの『ミッション:インポッシブル』に背中を押されたテルマは、旧友の老人ベンを巻き込み、電動スクーターでロサンゼルスの街を駆け巡る、大冒険へ出発する。
主演は、テルマと同じく当時93歳で映画初主演を務めたジューン・スキッブ。舞台でキャリアを積んだスキッブは、60歳を迎えた1990年にウディ・アレン監督の『アリス』で映画初出演。2013年の映画『ネブラスカふたつの心をつなぐ旅』では、84歳にしてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたほか、ディズニー&ピクサー映画『インサイド・ヘッド2』の声優にも参加するなど、活躍の幅を広げている。
『テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ』では、アクションシーンのすべてを自身でこなしたというスキッブ。電動スクーターでのカーアクションや、銃撃シーンなど、“おばあちゃん版ミッション インポッシブル”とも言えるアクションに注目してほしい。
また、テルマの愛する孫ダニエル役は、『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』『クレイヴン・ザ・ハンター』『ニッケル・ボーイズ』と話題作に出演するフレッド・ヘッキンジャー。テルマの娘ゲイルは『ボーはおそれている』などのパーカー・ポージー、彼女の夫アランには、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「エージェント・オブ・シールド」シリーズで主人公を演じたクラーク・グレッグが務める。
加えて、『時計じかけのオレンジ』などに出演したマルコム・マクダウェルが映画の後半でキーパーソンとして登場するほか、テルマと行動を共にする旧友ベン役には、『黒いジャガー』の主演などで1970年代の“ブラックスプロイテーション”のジャンルを牽引したリチャード・ラウンドトゥリーが名を連ねる。
主人公テルマ…ジューン・スキッブ
夫に先立たれ、寂しくも気楽な一人暮らしを謳歌していた。心優しい孫のダニエルがベストフレンドだったが、その孫からの電話だと信じた“オレオレ詐欺”の被害に遭ってしまう。詐欺師たちからお金を取り戻すべく、大冒険を決意する。
ダニエル…フレッド・ヘッキンジャー
テルマの日常の面倒をみる孫。
ゲイル…パーカー・ポージー
テルマの娘。
アラン…クラーク・グレッグ
ゲイルの夫。
ベン…リチャード・ラウンドトゥリー
テルマの旧友。テルマと行動を共にする。
なお、監督・脚本を手掛けたのは、本作が長編初監督作品となるジョシュ・マーゴリン。自身の愛する祖母テルマとの実体験を基に脚本を書き上げた。
93歳のテルマは孫を装った何者からの“オレオレ詐欺”に騙され、1万ドルの大金を失っていまう。落胆する娘夫婦を見て、居ても立っても居られないテルマは、詐欺師たちからお金を取り戻すべく、93歳ミッションインポッシブルの遂行を決意!旧友の老人ベンを巻き込み、電動スクーターでロサンゼルスの街を駆け巡る、大冒険に出発する!果たしてミッションは成功するのか……!?
【作品詳細】
映画『テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ』
公開日:2025年6月6日(金)
監督・脚本:ジョシュ・マーゴリン
出演:ジューン・スキッブ、フレッド・ヘッキンジャー、リチャード・ラウンドトゥリー、パーカー・ポージー、クラーク・グレッグ、マルコム・マクダウェル
原題:Thelma
配給:パルコ ユニバーサル映画