写真・動画のSNS、インスタグラム(Instagram)が、2015年4月27日にアップデート。新たに、絵文字を使ったハッシュタグ機能と、画像のフィルタ3種類が追加された。
これまで、テキストのみの対応だったハッシュタグ。文字だけでは伝わらない感情や、海外のフォロワーとのコミュニケーションの難しさに直面したユーザーはたくさんいただろう。
そんなもどかしさを、絵文字ハッシュタグがクリアしてくれる。検索も容易で、ハッシュタグタブから絵文字で検索するか、キャプションに記載された絵文字ハッシュタグをタップして、特定のハッシュタグで投稿された写真や動画を一覧することも可能だ。
また、従来の24種フィルタに追加されたのが、「Lark」「Reyes」「Juno」という3つのフィルタ。“探検”をテーマに、自然の光や山、空などからインスピレーションを受けたものとなっている。「Lark」は赤みを抑え、青や緑の彩度とコントラストを強調したもの。全体がはっきりとした印象になる。
米・カリフォルニア州のポイント・レイズ(Point Reyes)の岩がちな海岸風景を由来とする「Reyes」。くすんだビンテージ調の編集と青みが抑えられた色合いが特徴だ。
インスタグラムの共同設立者の愛犬にちなんで生まれたのが「Juno」。青みや暗さが強い範囲に、緑がかった色調を加えるとともに、白や赤みが強調され、印象が明るくなる。
2015年4月に発表された「フェード」と「色」機能に加えて登場した今回のフィルタ。初心者からプロまで、誰もが手軽に素敵な写真に編集することが可能になった。
サービスの幅が、どんどん広がっているインスタグラム。ぜひアップデートして、新機能を体感してみては。
【アップデート概要】
・絵文字ハッシュタグ機能
・新しい3つのフィルタ(Lark、Reyes、Juno)の追加