U2通算14枚目となる新スタジオ・アルバム『ソングス・オブ・エクスペリエンス』が、2017年12月1日(金)にリリースされる。
本作は、2014年にリリースされたアルバム『ソングス・オブ・イノセンス』と対になる作品として、早くからその存在が明らかにされていたアルバム。2作のタイトルは、18世紀のイギリスの詩人ウィリアム・ブレイクの詩集『無垢と経験の歌(Songs of Innocence and Experience)』からインスピレーションを得ているという。
また、タイトルだけではなく収録曲も詩的なものとなっている。アイルランドの詩人・小説家であり、首都ダブリンのトリニティ・カレッジ名誉教授であるブレンダン・ケネリーによる「自分死んだかのように書くのだ」というアドバイスがアルバムの主題に影響を与えており、その結果、ボノの家族や友人、ファンといった親しい人たち、そして自分自身に宛てた“手紙”の形をとった曲が収録されている。
アルバムのプロデューサーは、U2のアルバムではおなじみのジャックナイフ・リー、ライアン・テダーとスティーヴ・リリーホワイトらが担当。また、ジャケット写真はアントン・コービンが手がけたのもので、被写体はイーライ・ヒューソンとショーン・エヴァンスの2人。彼らはそれぞれU2のボノとジ・エッジの子供である。
【作品情報】
『ソングス・オブ・エクスペリエンス』
発売日:2017年12月1日(金)
価格:2,500円+税
<収録曲>
1. ラヴ・イズ・オール・ウィ・ハヴ・レフト
2. ライツ・オブ・ホーム
3. ベスト・シング
4. ゲット・アウト・オブ・ユア・オウン・ウェイ
5. アメリカン・ソウル
6. サマー・オブ・ラヴ
7. レッド・フラッグ・デイ
8. ザ・ショウマン(リトル・モア・ベター)
9. ザ・リトル・シングス・ザット・ギヴ・ユー・アウェイ
10. ランドレディ
11. ザ・ブラックアウト
12. ラヴ・イズ・ビガー・ザン・エニシング・イン・イッツ・ウェイ
13. 13(ゼア・イズ・ア・ライト)
14. オーディナリー・ラヴ(エクストラオーディナリー・ミックス)
15. ブック・オブ・ユア・ハート
16. ライツ・オブ・ホーム(セント・ピーターズ・ストリング・ヴァージョン)
17. ベスト・シング(U2 VS カイゴ)
18. ザ・ブラックアウト(ジャックナイフ・リー・リミックス ※日本盤ボーナス・トラック