メゾン キツネ(MAISON KITSUNÉ)の2012年秋冬ウィメンズコレクション。ディレクター黒木理也がニューヨークで見た景色の色からインスパイアされた、シックで都会的な女性を表現している。
2012年4月にオープンしたNYの路面店の側にある緑豊な公園 『Madison Square Park 』の美しい緑のシェードを引用したカラーパレットは、深みのあるグリーンからオリーブグリーン、イングリッシュ・グリーン、ダージリン・グリーンまで様々なトーンを全体にわたって使用。そこにオレンジ、キャメル、フランネルグレイ、バーガンディレッド、クリームそして、ウォームブラウン、ネイビーなどを差し色に用い、穏やかなコントラストが上質な素材の良さをさらに引き出した。
キーアイテムとして、暖かくてソフトでエレガントなカシミアのニット、フランネルのクリーンなシェイプのジャケットやヘビーウールのアーミージャケット、グリーンと白のストライプのシャツ、ケーブルニットにデニムなど、都会の冬にマッチするアイテムが登場。
今までのトラディショナルなフレンチエレガンスの要素を押さえ、ディリーなスタイルに少しフレンチテイストを取り込んだスタイルを好むNYシティーガールのワードローブをイメージした今回のコレクション。公園の日常を彩る草木のような、優しさや安心感を感じさせている。