有名ファッションブランドが最新コレクションを発表するミラノ&パリのファッションウィークから2018-19年秋冬新作スニーカーをピックアップして紹介。今回は、メゾン マルジェラ、コム デ ギャルソン、ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン、オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー、ステラ マッカートニーの5ブランドにフォーカスを当てた。
見えてくるのは「厚底」ソールの人気ぶりだ。また、ナイキとのコラボレーションも積極的に行われている。
メゾン マルジェラ(Maison Margiela)の2018-19年秋冬新作シューズは、5cmヒールの“ゴツめ”なスニーカー。足首まですっぽり覆い隠すハイカットモデルも揃い、カラーはメタリック、ホワイト、レッドなどを揃えた。シューズにもメゾン マルジェラに伝わる、表と裏をひっくり返す手法「インサイドアウト」を起用。シューズの内側を露わにするかのように、アッパーやヒールの部分からスポンジが飛び出している。
「レイヤー」させることにこだわった、今季のコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)。テキスタイルが何層にも重なったボリュームウェアとミックスさせたのは、黒と白のソールを重ねた厚底スニーカーだ。今季もタッグを組むのはナイキ(NIKE)。
オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)も、今季はナイキ(NIKE)とコラボレーション。メッシュ地のアッパーとクリアカラーのソールで爽やかに仕上げたスニーカーには、コラボレーションの証として真っ赤なタグを取り付けた。
ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン(JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS)も今季はスニーカーをピックアップ。ドイツのバッファローとのコラボレーションにより、重量感のある厚底スニーカーを完成させた。アッパーにはリアルパイソンを使用して、ラグジュアリーなムードに仕上げている。
ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)の2018年秋冬新作シューズは「ループ スニーカー」。ブランドが大切にしているサスティナビリティを具現化する存在として、接着剤を使わずフックを使って作成。無駄な装飾のないラバーソール仕上げのスニーカーは、ドレスやスカートとも相性がよいのでシーンを選ばず活躍してくれそう。