アニメ映画『SING/シング』の続編、『SING/シング:ネクストステージ』が、2022年3月18日(金)に公開される。
映画『SING/シング』は、『ミニオンズ』『ペット』『怪盗グルー』シリーズなどを生み出し続けるイルミネーション・エンターテインメントが2017年に公開した作品。フランク・シナトラ、テイラー・スウィフト、レディー・ガガ、スティーヴィー・ワンダーなど、誰もがどこかで耳にしたことのあり、歌いだしたくなるヒットソングや名曲が60曲以上も使用されたミュージカル・コメディムービーだ。世界で唯一、全編吹替え版の制作が許された日本では、豪華声優キャスト&製作陣も話題を集めた。
映画『SING/シング』は、週末動員ランキング4週連続1位&最終興収51億円超えを記録。さらに、インターナショナル興収(アメリカ以外の国と地域の成績)において日本がNo.1を飾った作品であり、この記録は『ミニオンズ』や『怪盗グルー』シリーズでも成し得ないほどのヒットにあたる。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、2019年からイルミネーション作品世界初のアトラクションとなる「シング・オン・ツアー」も誕生した。
物語の舞台は、動物だけが暮らすどこか人間世界と似た世界。取り壊し寸前の劇場支配人バスター(コアラ)は、かつての栄光を取り戻すため世界最高の歌のオーディションを開催することに。主要候補であるミーナ(ゾウ)、ジョニー(ゴリラ)、アッシュ(ヤマアラシ)、ロジータ(ブタ)、マイク(ハツカネズミ)、グンター(ブタ)の5名は、個性豊かな面々。人生を変えるチャンスを掴むため、彼らはオーディションに参加するー。
映画『SING/シング:ネクストステージ』では、そんな映画『SING/シング』に続く物語を展開。コアラのバスター率いる主要メンバーたちが、さらに大きな「夢」に向かって奮闘する姿を描く。
あれから、バスター率いるロジータ、アッシュ、ジョニー、ミーナ、グンターは地元で大人気。ニュー・ムーン・シアターは連日満席で、活気に満ち溢れていた。だが、バスターには大きな「夢」があった。それは、世界的にも有名で、華やかできらびやかなエンターテイメントの聖地レッド・ショア・シティにあるクリスタル・タワー・シアターで新しいショーを披露すること。そのためには、何もコネのない彼らはクリスタル・エンターテイメント社の冷酷な経営者、ジミーのオーディションに通過しなければならない。
そしてグンターがジミーの気を引くために突発的にとんでもないアイディアを提案する。それは伝説のロック歌手で、今は隠遁するクレイ・キャロウェイを出演させること。果たして、バスターはクレイを自分のショーに出演させることができるか?仲間たちはショーを成功させることはできるのか?バスターたちが大成功を夢見て始めたショーは、いつの間にか、音楽とエンターテイメントの力で傷ついたものたちの心を癒し大きな感動を呼び起こす!
主要メンバーのボイスキャストは続投。そこに、U2のボノ、ホールジー、ファレル・ウィリアムスらビッグ・アーティストが新しく参加し、作品を盛り上げる。
<主要メンバー:ボイスキャスト>
コアラのバスター・ムーン:マシュー・マコノヒー
ヤマアラシのアッシュ:スカーレット・ヨハンソン
ゴリラのジョニー:タロン・エガートン
ブタのロジータ:リース・ウィザースプーン
ブタのグンター:ニック・クロール
ゾウのミーナ:トリー・ケリー
<新キャラクター:ボイスキャスト>
ライオンのクレイ:ボノ(U2)...伝説のロックスター。
オオカミのポーシャ:ホールジー...バスター の挑戦の舞台となるエンタメ聖地レッドショアのショービズ界の王、資産家ジミー・クリスタルの娘。ジミー・クリスタルの娘で、父親に甘やかされて育ちながらもバスターや仲間たちと出会い、歌や演技に魅了されていく天真爛漫なオオカミの女の子。
ゾウのアルフォンゾ:ファレル・ウィリアムス...恥ずかしがりやのゾウの ミーナの初恋相手となる 、優しい心を持つアイスクリーム屋のゾウ。
その他、レティーシャ・ライト、エリック・アンドレ、チェルシー・ペレッティが出演。
前作『SING/シング』では、世界で唯一、全編吹替え版の制作が許された日本。続編の『SING/シング:ネクストステージ』も豪華な吹き替えキャストが勢ぞろいし、主要キャストの続投が明らかになった。
<主要メンバー:キャスト>
コアラのバスター・ムーン:内村光良
ブタのロジータ:坂本真綾
ブタのグンター:トレンディエンジェル斎藤司
ゾウのミーナ:MISIA
ヤマアラシのアッシュ:長澤まさみ
ゴリラのジョニー:スキマスイッチ・大橋卓弥
ナナ:大地真央
ミス・クローリー:田中真弓
『SING/シング:ネクストステージ』の最重要キャラクター、ライオンのクレイ・キャロウェイ役は稲葉浩志が日本語吹替えを担当。稲葉浩志は声優初挑戦となる。
ライオンのクレイ・キャロウェイ役:稲葉浩志
<稲葉浩志 コメント>
(本作の出演が決まって)正直なところ演じているところは想像つきませんでしたし、(私が声優を)するとは思っていませんでした。 『SING/シング』という映画自体の音楽のクオリティが素晴らしく、ストーリーも非常に分かりやすい。私が声優を務めるクレイ・キャロウェイは、かつてはロックスターだったが今は自分の家に引きこもっている、そのシチュエーションが非常に面白く、やってみようという気持ちになりました。(声優することは)とにかく何から何まで初めての事で、何から準備していいのか分かりませんでしたが、自分ではない人物像に声を入れるという作業は初めてで凄く新鮮で楽しかったです。(アフレコは)大変でもありましたが、色々ご指導いただきまして、非常に勉強になりました。本作のテーマソング(U2が書き下ろした2年ぶりの新曲「YOUR SONG SAVED MY LIFE」)は、すごく美しくて素敵な曲だと思っています。深くて大きくとても広がりのあるボノ(U2)さんの声は、シンガーにとっても憧れの声なので、ボノ(U2)さんの演じる役柄を演じる事ができて光栄です。(劇中で流れる)楽曲はどれも素晴らしいのですが、アッシュが歌うU2の「STUCK IN A MOMENT YOU CAN’T GET OUT OF」という曲がやはり好きです。また、U2の「I STILL HAVEN'T FOUND WHAT I'M LOOKING FOR」は、当時(リリース時に)よく聴いていた曲で、非常に馴染みのある曲でしたが、まさか自分がこうやって日本語の歌詞で歌うというのは想像していなかったです。(本作は)全てのキャラクターが挫折から立ち上がるというテーマの元に、それぞれのキャラクターが音楽を通して頑張っている様子が伝わってきて、『SING/シング:ネクストステージ』の芯として、バシッと通っています。アッシュがクレイに再びステージに立ってほしいと説得に行き軒先で歌うシーンは、一人の小さな歌声で誰かを励ましたり、勇気づけたり、また立ち上がるきっかけを与えたり・・・色々な想いが詰まっている気がして非常に好きなシーンです。
物語の鍵を握る新キャラクターとして、SixTONESジェシーとBiSHアイナ・ジ・エンドも初参戦。
ゾウのアルフォンゾ:SixTONESのジェシー
オオカミのポーシャ:BiSHのアイナ・ジ・エンド