巡回展「アルヴァ・アアルト‐もうひとつの自然」が、2018年9月15日(土)から11月25日(日)まで神奈川県立近代美術館 葉山での開催を皮切りに、名古屋市美術館、東京ステーションギャラリー、青森県立美術館へと巡回する。
巡回展「アルヴァ・アアルト‐もうひとつの自然」は、2014年9月にドイツのヴァイルアムラインにあるヴィトラデザインミュージアムでスタートし、スペイン・バルセロナ、マドリード、デンマーク・オールボー、フィンランド・ヘルシンキ、フランス・パリと開催されてきた国際巡回展だ。アルヴァ・アアルトの生誕120周年にあたる2018年、約20年ぶりに日本で本格的なアアルトの回顧展が実施される。
建築家でありデザイナーとしても活躍したアルヴァ・アアルトは、建築や製品が、限られた人に向けたラグジュアリーなものではなく、デザインの力によってすべての人の暮らしが豊かになることを願ったアーティストだ。会場では、彼の想いが詰まったオリジナルの図面や家具、照明器具、ガラス器、建築模型などを紹介する。「北欧の賢人」とも称された20世紀を代表するアーティストの生涯と作品に触れることができる。
日本巡回展の起点となる、神奈川県立近代美術館 葉山では、アアルトの軌跡を辿る展示とともに、実際にアアルトのデザインを体験できる特設コーナー「アアルトルーム(Aalto Room)」を設置。ここでは、アルヴァ・アアルトの代表的なスツールやテーブル、アームチェアが並んでいるので、来場者は実際に座ってその座り心地を体感することができる。
また、大人から子どもまで楽しめるワークショップや記念撮影、instagramを使った企画も予定している。
【詳細】
巡回展「アルヴァ・アアルト‐もうひとつの自然」
・2018年9月15日(土)~11月25日(日)
会場:神奈川県立近代美術館 葉山
住所:神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
■アアルトルーム(Aalto Room」with Artek & Iittala)
※第2・3展示室の展覧会「アルヴァ・アアルト‐もうひとつの自然」の当日観覧券が必要。
料金:一般 1,200円/20歳未満・学生 1,050円/65歳以上 600円/高校生 100円
開館時間:9:30~17:00 ※入館は16:30まで
・2018年12月8日(土)~2019年2月3日(日)
会場:名古屋市美術館
住所:愛知県名古屋市中区栄2丁目17-25
・2019年2月16日(土)~4月14日(日)
会場:東京ステーションギャラリー
住所:東京都千代田区丸の内1丁目9-1
・2019年4月27日(土)~6月23日(日)
会場:青森県立美術館
住所:青森県青森市安田近野185