イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)から、グラフィックデザイナー・田中一光の作品をモチーフとしたシリーズ「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE No.4」が、2019年1月5日(土)より限定店舗にて発売される。
4回目を迎える「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」では、前回同様、田中一光の作品の色彩を衣服の上で忠実に再現する一方、着用して立体となることで、作品の魅力が増すようなエネルギーのあるコレクションを目指している。
展開されるのは、「CONTINUOUS SYMBOL」シリーズと「CIRCLE」シリーズの。デザインのモチーフとして、「CONTINUOUS SYMBOL」シリーズには『連続する記号』を、「CIRCLE」シリーズには『円または、円の遊戯』という作品を選んだ。それぞれの作品がもつ躍動感とユーモア、温かい印象を活かしながらも、シンプルでスポーティーに仕上げた服は、着る者に“アートを纏う”ような感覚を抱かせる。一方で、身体の動きに合わせて流れる優美な布の表現が、グラフィックデザインに新たな魅力を与えてくれる。
「CONTINUOUS SYMBOL」シリーズで採用した『連続する記号』は、手描きで不定形な形態を用いることが多かった他の作品とは一味違う、幾何学的で整然とした作品。シンプルで丸みを帯びた記号は、ユーモアや温かさをモノトーンを基調とした最小限の要素で表現している。今回は、このモチーフを大胆にプリントしたダイナミックなオーバーサイズのレギンス、サンダル、バッグ、キャップなど幅広く展開。いずれも一定の規則性のあるモチーフとモノトーンのカラーリングが相まって、モードな印象さえ感じられる。
「CIRCLE」シリーズでは、有機的な線から生まれる黒い円のモチーフと、背景の色調とのコントラストが印象的な『円または、円の遊戯』がそのまま投影されている。ラインナップには、その作品の色彩の豊かさからイキイキとした温かみのある雰囲気が感じられる、シャツやパンツ、サンダルなどが揃う。彩度を抑えたカラフルなトップスと、色片を散りばめた黒のボトムスのスタイリングでは、作品の持つ対比をそのまま衣服で表現できる。
IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE No.4
■「CONTINUOUS SYMBOL」シリーズ
発売日/展開店舗:
2019年1月5日(土)~:ミー イッセイ ミヤケ / 青山店 ギャラリー、イッセイ ミヤケ 丸の内、イッセイ ミヤケ 京都
1月31日(水)~2月5日(火):松屋銀座 1階 スペース・オブ・ギンザ
2月1日(金):プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ / 青山、プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ / 六本木、イッセイ ミヤケ ギンザ/ オモテ、エルトブ テップ イッセイ ミヤケ / センバ
3月21日(木)~3月24日(日):代官山T-SITE ガーデン・ギャラリー
アイテム価格:
・コート 90,000円
・ブルゾン 54,000円
・レギンス 15,000円
・シューズ 31,000円
・バッグ 38,000円
・キャップ 8,000円
■「CIRCLE」シリーズ
発売日/展開店舗:
4月4日(木)~:ミー イッセイ ミヤケ / 青山店 ギャラリー、イッセイ ミヤケ ギンザ/ オモテ、イッセイ ミヤケ 京都
アイテム価格:
・シャツ 48,000円
・トップ 32,000円
・パンツ 38,000円
・シューズ 31,000円
・キャップ 14,000円
PHOTO:FRANCIS GIACOBETTI