カルティエ(Cartier)の新作ウォッチ「タンク アングレーズ」の発売を記念した展覧会「タンク ギャラリー(TANK Gallery)」が、カルティエ 南青山店で2012年9月17日(月)まで開催されている。同展では、今年の11月に発売される「タンク アングレーズ ステンレススティール&ピンクゴールド」モデルも日本で初めて一般公開されている。
カルティエのアイコンである「タンク ウォッチ」は、1917年に戦車の平面図から着想を得て誕生。そのスクエアフォルムはウォッチの世界に衝撃を与え、今日に至るまで世界中で愛されてきた。展覧会では、1階にカルティエがジュネーブに所蔵、本展のために特別に日本へ運んだという希少な「カルティエ コレクション」や、アーカイブピースの数々や、ファッションとアートを融合させつつも、流行にとらわれない進化を続けるクリエイター、ジャン・シャルル・ド・カステルバジャックによる「タンク ウォッチ」のスケッチが展示されている。
地下1階には、モハメド・アリやアンディ・ウォーホル、 トルーマン・カポーティら、タンクを愛用した「タンキスト」たちの写真などが登場。そのほか、来場者が「タンキスト」になりきれるコーナーも併設される。時を経てなお色褪せない、究極に洗練されたタンク ウォッチの歴史を紐解くことができる。
この展覧会のオープニングを祝って開催されたパーティーでは、カルティエ誕生の地フランスと縁の深いスポーツであり、ロンドンオリンピックで活躍したフェンシング男子フルーレ団体で銀メダリストとなった太田雄貴、千田健太、淡路卓3選手らが登場。リシュモン ジャパン株式会社代表取締役社長のクリフト・マソーニがにこやかにを出迎えた。
「アングレーズ=イギリス」がパーティのテーマということもあり、ドレスコードは“Something British”。「イギリスらしさ」を取りれたファッションポイントを尋ねられた太田選手は、「生地からイギリスのものを使ったスーツを選ぶだけでなく、少し長めのベルトを合わせた遊びが今日のポイント。普段こうしたフォーマルな格好はあまりしないが、おちゃめさを取り入れながらタンクに似合う服装を目指しました」とコメント。
また、誕生から進化を続けるタンクを称えて「Never Stop THANK」というキーワードで開催されたこのイベントにちなみ、自身にとっての「Never Stop」なものを聞かれた淡路選手は「もちろん、“フェンシング”。これから4年後のリオのオリンピックでメダルを取るために、続けてきたいです」と意気込みを語った。
【イベント情報】
「TANK Gallery」
期間: 2012年9月7日(金)~9月17日(月)
会場: カルティエ 南青山店
住所: 東京都港区南青山5-3-2
営業時間: 12:00~20:00
【問い合わせ先】
カルティエ カスタマー サービスセンター
TEL: 0120-301-757