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映画『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』フィンランドvs旧ソ連の“継続戦争”描く壮絶な戦場ドラマ

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フィンランドと旧ソ連間に起きた「継続戦争」を描いたフィンランド映画『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』が、2019年6月22日(土)に公開される。

フィンランドと旧ソ連の「継続戦争」を描く戦争ドラマ

ムーミンの故郷、サウナ発祥の地、北欧ブームを牽引するデザイン大国、そして幸福度ランキング2年連続世界一。本作は、ほとんどの人々が平和のイメージを持っているであろうフィンランドが、旧ソ連を相手に1941年から1944年まで繰り広げた「継続戦争」に焦点を当てた作品だ。

『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』場面カット|写真1

1940年の“冬戦争”に敗れたフィンランドが、領土奪還のためにソ連に進攻したことにより勃発した「継続戦争」。国民的叙事詩である「カレワラ」やシベリウスの交響詩「フィンランディア」の原点となった、両国の国境線に位置するカレリア地方の領有をめぐる戦いだ。これを、身重の妻と家族を残して最前線に駆り出されるベテラン兵士や、結婚式を挙げてすぐに戦場に旅立つ若き兵士など、4人の兵士たちの目線から見た戦争の悲劇と共に、迫真の映像で描いている。

ストーリー

『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』場面カット|写真3

1941年、前年にソ連との“冬戦争”に破れ、領土の一部を失ったフィンランドはソ連から領土を取り戻すためにソ連に進攻、“継続戦争”が勃発する。この戦争でフィンランドは400万の人口に対して50万の軍隊を組織、強大なソ連軍に歩兵中心の戦いを挑む。そんな中、それぞれ異なった背景を持つ4人の兵士たちは最前線で苛烈な戦闘に身を投じる。たとえ戦場で息絶えたとしても戦士たちの生きた証はそれぞれの家族に、そして大地に確実に刻まれていく…。

壮絶な戦場シーン

『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』場面カット|写真4

2016年の6月から80日間フィンランド各地で行われた撮影では、フィンランド国防軍が全面的に協力し、延べ14,000人以上のエキストラと共に、極北の地での戦闘を限りなくリアルに再現。爆発地から100メートル離れた地点でも家屋倒壊の危険があるという、「ワンシーンに用いられた最大の火薬量」でギネス記録にも認定された量のTNT火薬がワンテイクのためだけに使用されるなど、人間ドラマをさらに奥深いものとする壮絶な戦場シーンも本作の見所の1つとなっている。

2017年10月に本国フィンランドで公開されると、ハリウッド大作を押さえて7週連続興行成績第一位を獲得、フィンランド映画史上最高の興行収入を記録した。

作品情報

アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』
公開日:2019年6月22日(土)
監督・脚本:アク・ロウヒミエス『4月の涙』
撮影:ミカ・オラスマー『アイアン・スカイ』
出演:エーロ・アホ(『4月の涙』)、ヨハンネス・ホロパイネン、アク・ヒルヴィニスミ、ハンネス・スオミほか
英題:Unknown Soldier
原題:Tuntematon Sotilas
PG-12
© Elokuvaosakeyhtioe Suomi 2017

Photos(4枚)

『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』場面カット|写真1 『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』場面カット|写真2 『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』場面カット|写真3 『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』場面カット|写真4

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