トクコ・プルミエヴォル(TOKUKO 1er Vol)は、Rakuten Fashion Week TOKYO 2020 S/S4日目の2019年10月17日(木)に2020年春夏コレクションを発表した。
テーマは、カリブ海に位置する国「バハマ」。リゾートスポットから無人島まで、700を超える島を持つ、バハマの個性を切りとり洋服に落とし込む。南国特有の陽気さと、海に面した国ならではの開放感をカラーパレットや装飾、プリントなどで表現した。
サンサンと降り注ぐ太陽の光や晴れやかな青空、美しいターコイズブルーの海など、バハマの自然を想起させる華やかな色彩。ネオングリーンやビビッドなイエロー、鮮やかなピンクなど心躍るカラーパレット交えることでと、バハマののびのびとした姿を表現した。
大きく伸びたヤシの木やトロピカルカラーの鳥たち、南国育ちのフルーツや花々、そしてバハマの女性たちなどは、様々なスタイルで描かれた。
点画タッチの繊細なプリントや、ステンドグラスを想起させるプリント、コミックタッチで描かれたワッペン、キラキラと光るスパンコールやラインストーンの刺繍。花々に至っては、ブーケのように立体感のある装飾となり肩や襟元を優美に飾っている。
シルエットはリラクシングなスタイル。ふわっと広がったAラインのドレスや、ハンカチーフヘムのスカート、ウエスト周りをすっぽりと覆ったチュニック、複雑に布を重ね合わせた超ワイドなパンツなどが揃い、それを自由に重ね着して楽しんでいる。
また、今シーズンはアイコニックにドット柄を起用。大小異なるドットを寒色カラーで描いたものや、マルチカラーのドット、地球のようにも見えるビックサイズのドット柄などを揃えて、シースルードレスやフレアスカート、カーディガンなどを彩った。
個性豊かなアクセサリーも注目。大ぶりなピースマークのピアスや動きのあるチェーンピアス、レースやフリンジを組み合わせたロングネックレスなど。また、ピンクやイエロー、ブルーなど、様々なカラーのヘアビーズをあしらったドレッドヘアも印象的だ。