国立新美術館は、黒川紀章建築による国内最大級の展示スペースを誇る美術館。同時進行で様々な展覧会を開催していることが多い分、館内施設が充実している。
地下1階から3階まで、各フロアにレストランやカフェを設けており、中でも注目は3階の「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」だ。フランス料理の巨匠・ムッシュ ポール・ボキューズのフィロソフィーを受け継いだ、正統派フランス料理を気軽に楽しめる。メニューはセットメニューの他、アラカルトや展覧会にちなんだメニューなどを揃える。
昼間はガラスウォールから明るい自然光が差し込み、夜はガラス越しの夜景が幻想的な空間を演出。開放的な空間の中で食事を味わうことができる。美術館閉館後も営業をしているため、鑑賞後の余韻に浸りながらのディナーにもぴったりだ。
国立新美術館 3F「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」
住所:東京都港区六本木7-22-2
営業時間:ランチ 11:00~16:00(L.O.)、ディナー 16:00~21:00(19:30 L.O.)
※金曜日は22:00(20:30 L.O.)まで
※火曜日定休(祝日の場合は翌日に振替)
席数:182席
TEL:03-5770-8161
※予約はディナータイム(16:00~19:30L.O.、金曜のみ20:30L.O.)のみ受付。
※レストランへの入館料は不要。
メニュー価格例:
・展覧会ランチコース 3品(前菜、魚料理、デザート) 4,800円+税
・展覧会ディナーコース 4品(前菜、魚料理、肉料理、デザート) 6,800円+税
三菱一号館美術館は、1894年に建設された「三菱一号館」を復元した、赤煉瓦の建物がクラシカルな雰囲気の美術館。館内を歩くだけでもレトロな雰囲気を味わえるが、訪れたらぜひチェックしたいのが併設されたカフェ・バー「Café 1894」。展覧会にちなんだランチやデザートを提供する他、美術館の「アフター5女子割」当日限定でお得に楽しめるディナーセットなども登場。
中でも人気なのは、期間によってテーマを変えて提供される、展示替え期間限定アフタヌーンティー。レトロでおしゃれな空間の中で、優雅なティータイムを過ごせそうだ。
三菱一号館美術館「Café 1894」
住所:東京都千代田区丸の内2-6-2 三菱一号館美術館1F
営業時間:11:00~23:00(L.O.22:00)
休業:不定休
TEL:03-3212-7156
※予約は11:00~12:00のランチ(平日のみ)と18:00以降のディナー利用のみ受付。
メニュー価格例:
・Café 1894 ガーデンプレートランチ(ハーブティーつき) 1,650円(税込)
・ノルウェー産オーロラサーモンのポワレ 香草焦がしバターソース 1,870円(税込)
・黒毛和牛ウワミスジのステーキ マデラソース 2,860円(税込)
2019年3月にリニューアル・オープンした東京都現代美術館には、資料総数27万冊を誇る美術図書室がある。誰でも無料で利用することができ、近現代の美術に関する図書・展覧会カタログや美術雑誌等を閲覧することが可能だ。
雑誌は国内外含めて約133,000冊を所蔵しており、過去の展覧会カタログは約77,000冊。閲覧室には視聴覚資料やオンラインデータベースを閲覧できるメディアブースも設けられている。調べものをする時はもちろんのこと、鑑賞前後のすき間時間に楽しむことができそう。
東京都現代美術館 美術図書室
住所:東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
開室時間:10:00~18:00
※閉架資料の請求は10:00~17:00、コピーサービスの受付は10:00~17:00
休室日:美術館休館日(月曜日、ただし祝日の場合は翌平日)、展示替期間、年末年始
※年末年始休館・特別整理期間などは美術館の休館日に準じる。
※美術館の特別開館日に休室する場合あり。
※資料貸出は不可、閲覧のみ。
森美術館は、六本木ヒルズ森タワー53階に位置する美術館。森美術館のチケットで1フロア下にある展望台の東京シティビューに入館することができ、東京シティビューのチケットでも森美術館の展示を見ることができる。