ロイヤルファミリーや三ツ星シェフ、一流パティシエにも愛用されるA.O.P.認定フランス産発酵バター「エシレ(ÉCHIRÉ)」。
現在、日本では輸入食料品店、百貨店等にて取り扱われているほか、6つの「エシレ バター」専門店が存在する。
それは、世界初の専門店として誕生した東京・丸の内の「エシレ・メゾン デュ ブール(ÉCHIRÉ MAISON DU BEURRE)」、焼き菓子を中心とした新宿・渋谷・横浜・名古屋の「エシレ・パティスリー オ ブール(ÉCHIRÉ PÂTISSERIE AU BEURRE)」、マルシェのような雰囲気の関西初店舗「エシレ・マルシェ オ ブール(ÉCHIRÉ Marché AU BEURRE)」だ。
※各店舗の住所など詳細は記事最下部に記載。
「エシレ バター」は、クリームを乳酸発酵させてからつくる発酵バターなので、ヨーグルトのような軽い酸味があり、芳醇な香りをもつ。昔ながらの木製チャーン(攪拌機)を使い、伝統製法で守り続けている“グルメに愛される味”は、1894年から変わっていない。
特に、エシレのクオリティの原点でもある原料へのこだわりは随一。用いられるのは、工房から半径30km以内の酪農家の牛のみだ。一頭当たりの最低限の放牧地の面積が決められるなど、細かな約束事を守る中で乳牛を育成し、搾ったばかりの牛乳は、24時間以内に工房へと届けられ、バターに加工されている。
今回は、そんな「エシレ バター」を贅沢に使った6つの専門店の人気&おすすめスイーツを取り上げる。日常の料理の友となる「エシレ バター」はもちろん、特別な日にも最適なバターケーキ、お土産にも喜ばれるサブレなど、シーンに合わせた「エシレ」自慢の逸品を紹介していく。
全店で取り扱われているエシレ バターは、常にフレッシュなバターの味わいを楽しめる使いきりサイズの30gのほか、50g、100g、250g、250g バスケットを有塩と食塩不使用でそれぞれ展開している。また、「エシレ・メゾン デュ ブール」では、他店舗にはない食塩不使用の5kg バスケットも用意している。バゲットに塗るのはもちろん、自宅での料理やお菓子作りにも幅広く活躍してくれる。
「エシレ・メゾン デュ ブール」は、A.O.P.認定フランス産発酵バター「エシレ」世界初の専門店として誕生した店舗。「エシレ バター」のフルラインナップとともに、エシレ バターを100%使ったスイーツや、クロワッサンなどのヴィエノワズリーなどを揃えている。
「エシレ・メゾン デュ ブール」人気No.1を誇るケーキ「ガトー・エシレ ナチュール」は、数量限定で展開される売り切れ必至の一品。クリームの約半量にエシレ バターを使用しており、なめらかな口どけと濃厚な味わいを感じられる。また、ミルキーでコクのあるクリームを5層のビスキュイでコーティングしており、下の上でとろけるようなバタークリームを堪能できる。
ちょっとした贈り物にも最適な「シャポー・エシレ」は、その名の通りシャポー(帽子)を被ったような愛らしい見た目。すましバターを効かせたパウンドケーキの上に、“シャポー型”のバター クリームをのせた。
「エシレ・メゾン デュ ブール」のクロワッサンはさっくさくなのにジューシー。香ばしい香りと程よいバター感で、毎日食べての飽きのこない味わいだ。また、“もっとエシレを楽しみたい”という人には、原材料の50%をエシレ バターが占める「クロワッサン・エシレ 50%ブール」をおすすめしたい。