聖山昭菜(木村佳乃)
容疑者の女子大生の母親であり、彼女の人生に最も長く深い影響を与えてきた人物。
聖山那雄人(板尾創路)
容疑者の女子大生の父親。画家として美大で教鞭をとるも娘・環菜の凶刃に倒れる。
早苗(高岡早紀)
女子大生へと近づいていく主人公・由紀の母親。
小泉裕二(石田法嗣)
幼き日に家出した環菜を助け、彼女の過去を知る男。
賀川洋一(清原翔)
大学入学後、環菜と恋愛関係にあった元恋人。写真週刊誌から交際当時の環菜の様子について取材を受ける。
主題歌を担当したのは、女性シンガー・Uru。“これ以外のタイトルが見つからないほどに映画に心を重ねた”と語る彼女の言葉通り、映画同様「ファーストラヴ」と名付けた楽曲は、本作のために制作された、特別な想いが詰まった一曲だ。「悲しいとか苦しいとか、心の内を言葉に出せずに生きている人も少なくないと思いますが、この映画を観ながら、その中で人は何を求めるのか、「愛」とはなんなのか、この物語のタイトルが『ファーストラヴ』になった理由も考えながら少しずつ言葉を紡いで書いた曲です。」とコメントを寄せている。
またUruは、映画の挿入歌「無機質」も手掛けている。
川沿いを血まみれで歩く女子大生が逮捕された。殺されたのは彼女の父親。「動機はそちらで見つけてください。」容疑者・聖山環菜(ひじりやま・かんな)の挑発的な言葉が世間を騒がせていた。事件を取材する公認心理師・真壁由紀(まかべ・ゆき)は、夫・真壁我聞(まかべがもん)の弟で弁護士の庵野迦葉(あんのかしょう)とともに彼女の本当の動機を探るため、面会を重ねる--。
二転三転する供述に翻弄され、真実が歪められる中で、由紀は環菜にどこか過去の自分と似た「何か」を感じ始めていた。そして自分の過去を知る迦葉の存在と、環菜の過去に触れたことをきっかけに、由紀は心の奥底に隠したはずの「ある記憶」と向き合うことになるのだが…。
『ファーストラヴ』
公開日:2021年2月11日(木・祝)
監督:堤幸彦
脚本:浅野妙子
出演:北川景子、中村倫也、芳根京子、板尾創路、石田法嗣、清原翔、高岡早紀、木村佳乃、窪塚洋介
原作:島本理生『ファーストラヴ』(文藝春秋刊)
配給:KADOKAWA
■ムビチケ情報
発売日:2020年11月13日(金)
販売場所:全国の上映劇場(一部劇場を除く)
価格:1,500円(税込)
特典:オリジナル・ポストカードセット(5枚組)