漫画家の荒木飛呂彦によるグッチ(GUCCI)のウィンドウヴィジュアルが公開された。グッチのクリエイティブ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーニと日本を代表する漫画家、荒木とユニークなコラボレーションのヴィジュアルは2013年1月初旬から2月にかけて、全世界で展開される。
©LUCKY LAND COMMUNICATIONS / SHUEISHA
ジャンニーニによる、2013年春夏クルーズコレクションにインスピレーションを受けて荒木が特別に描き下ろしたイラストが、全世界のグッチ直営ショップのウィンドウを飾る。
「徐倫、GUCCIで飛ぶ」と題されたマンガは、母の形見としてグッチのコレクションを受け継いだ少女、空条徐倫を主人公とする物語。ヴィンテージに秘められた神秘に誘われ、徐倫は時空を超える旅へと飛び立つ、というストーリーだ。
グッチのアイコンである「フローラ」パターンが新たな表現で象徴的に取り入れられたクルーズコレクションは、そのセンシュアルなカラーパレットとグラフィックが荒木の希有な才能と呼応し、3Dさながらに描きだされる。作中で空条徐倫が着ているドレスは、昨年9月に行われた2013年春夏ウィメンズコレクションのフロントローに登場した女優、武井咲が着ていたワンピースと同じもの。
「互いに、相手のクリエイションが自らのインスピレーションをかき立てる」と語るフリーダ・ジャンニーニと荒木飛呂彦。このスペシャルウィンドウは、全世界70店舗以上もあるグッチ ショップで目にすることができ、日本国内では、1月8日(火)よりグッチ銀座、グッチ青山、グッチ大阪、仙台藤崎 グッチ ショップにてスタート、続いてグッチ新宿、ジェイアール京都伊勢丹グッチ ショップ、グッチ名古屋でも順次展開される。
ウィンドウデザインのローンチに合わせ、ファッションモード誌SPURやFacebookのグッチオフィシャルページでのエクスクルーシブなマンガ掲載、オンラインでのビデオ公開など、マルチなメディアキャンペーンが展開される予定だ。
公式Facebookページ:http://www.facebook.com/gucci.jp
■過去のGUCCI×荒木飛呂彦コラボレーションについて
2011年8月23日に発売されたSPUR10月号の別冊「岸辺露伴 グッチへ行く」とその号のSPURのカバーからコラボレーションがスタート。9月17日からは、リニューアルオープンしたグッチ新宿にて「岸辺露伴 グッチへ行く」の原画展“GUCCI x HIROHIKO ARAKI x SPUR「岸辺露伴 新宿へ行く」展”が開催された。また、2012年には荒木の作家30周年「ジョジョの奇妙な冒険」連載開始25周年を記念した展覧会「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展」が荒木の出身地仙台と、東京の2都市で開催され、仙台では被災地へのチャリティオークションのひとつとして、グッチのプロダクトに荒木先生直筆のイラストが描かれたトロリーケースなどが出品された。