「ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ」が、2025年3月20日(木・祝)から6月3日(火)まで、クリエイティブ ミュージアム トーキョー(CREATIVE MUSEUM TOKYO)にて開催される。
ヨシタケシンスケは、2013年に初出版した絵本『りんごかもしれない』をはじめ、『もう ぬげない』『おしっこちょっぴりもれたろう』『あんなに あんなに』など、数々の作品でMOE絵本屋さん大賞第1位を獲得した、イラストレーター・絵本作家。「ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ」は、そんなヨシタケシンスケが2022年4月に開いた初の大規模個展「ヨシタケシンスケ展かもしれない」に、新作展示やオリジナルグッズなどを“たっぷり増量”した展覧会となっている。
会場では、ヨシタケが長年にわたって描きためた膨大なスケッチを紹介。これまでの「ヨシタケシンスケ展かもしれない」では、約2,500枚の複製を展示していたのに対し、今回の東京会場では過去最大となる総数7,500枚以上のスケッチが公開される。
また、絵本の制作過程をたどる展示では、巡回展開始以降に刊行した絵本『メメンとモリ』『ぼくはいったい どこにいるんだ』などの4冊から厳選し、原画やアイデアスケッチを追加。特に絵本原画は総数約170枚に増量されている。
加えて、インスピレーションの源にもなった愛蔵のコレクションなども展示されるので、様々な角度からヨシタケの“頭のなか”をのぞくことが可能だ。
目玉となるのは、本展だけの大型体験展示として出現する“大きな森”。森の中では、つり輪につかまって足をぶらぶらさせて、「おとなでいるのにつかれたら あしのうらをじめんからはなせばいい」という絵本『あつかったら ぬげばいい』の一節を体験できたり、誰にも見せない絵を描いて、自分だけの秘密にしたままシュレッダーで粉々にしてみたりと、絵本からさらに一歩踏み込んで、ヨシタケが大切にする考え方に触れることができる。
さらに、『ちょっぴり ながもちするそうです』をイメージした自分だけのおまじないを作れる展示や、『おしごとそうだんセンター』の“長い棚書店”をイメージしたベンチなど、新たな体験展示も登場。「てんごくのふかふかみち」や「じごくのトゲトゲイス」といったこれまでの人気体験展示も楽しめるので、立体になった絵本の世界をぜひ会場で体験してみてほしい。
「ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ」
会期:2025年3月20日(木・祝)~6月3日(火)
会場:クリエイティブ ミュージアム トーキョー
住所:東京都中央区京橋1-7-1 トダ ビルディング(TODA BUILDING) 6F
開館時間:10:00~18:00
※毎週土・日曜および祝休日は9:00より開館、毎週金・土曜および5月4日(日・祝)・5日(月・祝)は20:00まで開館。
※最終入場は閉館の30分前まで。
料金:一般 2,000(1,800)円、高校・大学・専門生 1,500(1,300)円、小・中学生 1,000(800)円、未就学児無料
※( )内は前売料金。
※各種障がい者手帳所持者は当日料金の半額、その付き添い者(1名まで)は無料。
【問い合わせ先】
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)