「大阪・光の饗宴2020」が、2020年11月3日(火・祝)スタートの「御堂筋イルミネーション」を皮切りに、大阪府内各所で開催される。なお、一部コンテンツは中止が発表された。
2020年で8年目を迎える「大阪・光の饗宴」では、今回、“希望の光”をテーマに掲げ、大阪の夜を幻想的に彩る。御堂筋を光で満たす「御堂筋イルミネーション」や、中之島エリアで実施される「OSAKA光のルネサンス」など、大阪府内各所で光のイベントが繰り広げられる。
梅田から難波にかけて、南北に貫く大阪のメインストリート“御堂筋”。多くの人がその場所で足を止め、光の世界に包み込まれる「御堂筋イルミネーション」は、今年もメインイベントとなる。今回は、「大阪を訪れる人々を優しく包み込む光のシンボルストリート」をテーマに掲げ、街路樹を無数の光で飾る。
注目は、「御堂筋イルミネーション」初の色彩が変化するフルカラーLEDを装飾した「ブルーミックスゾーン」。久太郎町3から新橋にかけて展開される。また、ピンク、ゴールド、さくら色、パープルなど、ゾーンごとに異なる7種のカラーで樹木のイルミネーションを展開。御堂筋を歩いていくにつれ、どんどん変わっていくイルミネーションの色彩や表情を楽しめる。また、折り鶴のオーナメントを飾ったモチーフツリーも様々な箇所に登場する。
指定の場所からスマートフォンをかざすと、画面上に特別なAR演出が見られるスペシャルイルミネーションも登場。淀屋橋odona、明治安田生命大阪御堂筋ビル、御堂筋MTRビル、本町ガーデンシティ、真宗大谷派難波別院(南御堂)の5か所にてAR体験を楽しめる。
「OSAKA光のルネサンス」では、中之島の水辺に広がる「光のアートフェスティバル」をテーマに、水都大阪のシンボルといえる中之島を彩る。中央公会堂や中之島図書館など重要文化財にも指定された建物があり、大阪の文化やアートを発信する中之島の地を幻想的空間へと変える。
「中之島イルミネーションストリート」では、全長約150mのケヤキ並木にイルミネーションを装飾。2020年は音楽による演出は行わず、光のみで辺り一面を幻想的に演出する。
「大阪市中央公会堂プロジェクションマッピング」では、中之島に新たにオープンした「こども本の森中之島」に着想を得て、本からあふれる新しい命の物語を表現。生命の喜びや尊さを訴えるアート作品となっている。
今回初登場となる「中之島リバーサイドイルミネーション」は、中之島の水上劇場沿いを彩るイルミネーション。「ジオメトリック」をテーマにした華やかな光が、河川沿いの自然あふれる空間を彩る。
【詳細】
大阪・光の饗宴2020
期間:2020年11月3日(火・祝)~2021年1月31日(日) ※90日間
<コアプログラム>
■御堂筋イルミネーション2020
期間:2020年11月3日(火・祝)~12月31日(木) ※59日間
点灯時間:17:00頃~23:00
開催場所:御堂筋(阪神前交差点から難波西口交差点)
■OSAKA光のルネサンス2020 ※中止となったコンテンツを除く。
期間:2020年11月3日(火・祝)~12月31日(木) ※59日間
点灯時間:17:00~23:00
開催場所:大阪市役所周辺から中之島公園
コンテンツ:大阪市正面イルミネーションファサード、フォトモニュメント、中之島イルミネーションストリート
<中止となったコンテンツ一覧>
■OSAKA光のルネサンス2020のうち、以下のコンテンツ
・中央公会堂プロジェクションマッピング
・中之島リバーサイドイルミネーション
・中之島スマイルアートプロジェクト ひかりの実
・UMEDA MEATS HART 2020連携 BIGスノーマンin中之島
・大阪芸術大学 学生制作「希求の唄」
・イルミネーションベンチ
・大阪・光の饗宴2020 PRコーナー
・カフェ英國屋
・TOYOTAの燃料電池車による給電
・OSAKA光のルネサンス2020連携事業 巨大アマビエバルーン
※市役所正面イルミネーションファサード、フォトモニュメント、中之島イルミネーションストリートは23:00まで実施。
■御堂筋イルミネーション2020のうち、以下のコンテンツ
・スペシャルコンテンツ(ARツリー)
※樹木イルミネーションについては23:00まで点灯。