企画展「猪熊弦一郎展 色に注目!─赤・⻩・⻘から見てみると?─」が、香川の丸⻲市猪熊弦一郎現代美術館にて、2021年1月23日(土)から3月7日(日)まで開催される。
猪熊弦一郎は、香川に生まれて昭和期に活躍した画家だ。約70年におよぶキャリアのなかで、好奇心旺盛な猪熊は作風を次々と変化させたが、その作品は豊かな色彩に特徴付けられている。
企画展「猪熊弦一郎展 色に注目!─赤・⻩・⻘から見てみると?─」では、赤・黄・青の“色”に着目して、猪熊の作品約50点を紹介。描かれている対象に関係なく、色合いやコントラストといった色彩の効果から、猪熊の作品の特徴を探る。
本展ではまず、赤・黄・青のそれぞれの色で描かれた作品を紹介。各色と黒・白のみで描かれた2mほどの大きな作品からは、それぞれに異なる色の奥深さや、画面構成力を見て取ることができるだろう。
続いて会場では、赤・黄・青のなかの2色、または3色すべてを組み合わせた作品、そしてほかの色も加えたものを展示。《三人娘と自転車》(1938)や《馬と道化》(1955)、《二つの門》(1987)など、画風もそれぞれに異なる作品を通して、複数の色の響きあいがどのようにして生じているのかを探る。
企画展「猪熊弦一郎展 色に注目!─赤・⻩・⻘から見てみると?─」
会期:2021年1月23日(土)〜3月7日(日)
会場:丸⻲市猪熊弦一郎現代美術館 3階展示室C
住所:香川県丸亀市浜町80-1
TEL:0877-24-7755
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日
入館料:一般 950円(760円)、大学生 650円(520円)
※( )内は前売り(企画展のみ)および20名以上の団体料金
※高校生以下または18歳未満、丸⻲市在住の65歳以上、各種障害者手帳の所持者とその介護者1名は無料
※ 同時開催の常設展「猪熊弦一郎展 ニューヨークでの画業」の観覧料含む
※画像の無断転載を禁ずる。