エシカルブランドのセレクトショップ「ETHICAL IS THE BETTER CHOICE(エシカル イズ ザ ベター チョイス)」が期間限定で、阪急うめだ本店・10Fにオープンする。期間は2013年7月17日(水)から30日(火)までの2週間。この限定ショップは、エシカルファッション普及団体「ETHICAL FASHION JAPAN(エシカルファッションジャパン)」(以下EFJ)がプロデュースしている。
エシカルファッションとは、フェアトレードでの取引や失われつつある伝統技術を使うこと、環境に配慮することなど、いわゆる社会の問題を解決しようとするアパレル製品の生産方法のことを指す。
今回のショップには、EFJが厳選した国内外のエシカルブランドが集結。「エシカルファッション」から連想されるエスニックなテイストのものばかりではなく、フェミニンな指輪や上品なヒールなどが販売される。フィンランドのシューズブランド「テーリ ポルキ(Terhi Pölkki)」やシンガポールのエシカルの草分け「エトリカン(Etrican)」など、日本初登場のブランドを含め、15以上のブランドからアイテムをセレクトしている。
EFJは現在のアパレル市場の裏に目を向け、業界に蔓延する多くの問題を考える。実際、日本のアパレル企業が多く取引をしている中国やインド、アフリカなどの発展途上国の工場では一日5円にも満たない賃金で働いている人がいるし、環境に悪いとされている農薬を多量に使うコットン栽培によって汚染された水を飲む人がいる。このような問題を解決するのにエシカルファッションがある。EFJはこれがもっと一般化され「エシカルファッション」と呼ばなくてよくなるような社会を目指している。「エシカルなんていらない」というコンセプトには、ファッション界を完全にエシカルな業界にしたいという思いが込められている。
これまで「ファッションで世界は救えない」と掲げたデジタルマガジンの発刊など、考え方もビジュアルもリアルでかっこいいものにこだわり活動をして1年。活動が評価され、今年はイベントが複数開催される。その第一弾となるのが今回の阪急梅田店での限定ショップ。
「阪急百貨店うめだ店は大阪ではファッションを牽引する代表的な百貨店の一つ。それにふさわしいブランドが集まりました。エシカルファッションについて懐疑的な人こそ、ぜひ覗いてみてほしい。なぜ、エシカルがベターなチョイスなのか、体感してもらえる売り場にしたい」と、プロデュースするEFJ代表・竹村伊央は語る。
【限定ショップ概要】
ETHICAL IS THE BETTER CHOICE
期間:2013年7月17日(水)~7月30日(火)
場所:阪急うめだ本店 10F
住所:大阪府大阪市北区8-7
URL:www.ethicalfashionjapan.com
■展開ブランド(順不同)
R ethical jewelry / Feliz、Nooca / URU / Phu hiep / Apasaras / nyumbani design / Gold / Elementum / Etrican / Cil / Androgyne / INHEELS / Terhi Pölkki / Lo.White / Braghetterosse / Africo ※太字は日本初上陸