ホテル雅叙園東京では、アートイルミネーション「和のあかり×百段階段 2021~ニッポンのあかり、未来のひかり~」を、2021年7月3日(土)から9月26日(日)までの期間、館内に有する東京都指定有形文化財「百段階段」にて開催する。
毎年夏の恒例企画となっている「和のあかり×百段階段」は、華やかな7つの部屋で構成される有形文化財「百段階段」を舞台にしたアートイルミネーション。2年ぶりの開催となる今回は「ニッポンのあかり、未来のひかり」をテーマに、日本五大風鈴や切子、陶芸、月山和紙、琉球ガラスなど、日本各地の様々な“あかりアート”が集結。
階段を上るごとに「まつりのあかり」「ガラスのあかり」「紙のあかり」「木のあかり」「土のあかり」といった異なるコンセプトの世界観を巡っていくことで、まるで日本を旅しているような体験が出来るという。
例えば、草丘の間の「風のあかり」は、月夜に照らされる竹林と風鈴を展示することで、ロマンティックな空間に。日本五大風鈴に数えられる、岩手県盛岡市の南部鉄風鈴や、神奈川県小田原市の小田原風鈴などの音色が、夜風とともに鳴り響くき、五感で涼を楽しむことができる。
頂上の間「金魚のあかり」ゾーンには、約4,000個にも及ぶ金魚ちょうちんをデコレーション。中でも見どころは、金魚ねぶたや金魚ちょうちん踊りだ。
8月16日(月)からは、初秋を感じる“お月見仕様”に一部展示をチェンジ。かぐや姫の切ない想いを表現した音楽とともに、作家・高山しげ子の作品「満月」とススキの装飾のコンビネーションを楽しむことができる。
展示会場は、全期間・全時間帯で撮影が可能。一般見学後に入場できる人数限定の特別チケットも用意されているので、プライベートな空間で家族や友人同士で浴衣姿での記念撮影を、という贅沢な楽しみ方も出来そうだ。
また、富山県高岡市の伝統産業「鋳物」の鋳造・加工技術を生かした真鍮製の風鈴、大正4年創業の老舗「篠原風鈴本舗」が作る昔ながらの江戸風鈴など、伝統工芸の風鈴がセットになったオンライン限定チケットも数量限定で用意されている。
「和のあかり×百段階段 2021~ニッポンのあかり、未来のひかり~」
開催期間:2021年7月3日(土)〜9月26日(日) 会期中無休
開催時間:11:30〜18:00(最終入館17:30)
※土曜日及び、7月22日・23日・8月8日〜13日・9月19日は20:00まで(最終入館19:30)
※8月21日は17:00まで(最終入館16:30)
会場:ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
住所:東京都目黒区下目黒1-8-1
料金:
・当日券 1,200円
・特別前売券 1,000円(7月2日まで館内(16:30迄)及び公式オンラインチケットにて販売)
・学生 600円(要学生証呈示)
・未就学児 無料
販売窓口:ホテル雅叙園東京[一般入場券]、公式オンラインチケット[一般入場券、グッズ付チケット、日時指定入場券]
<出展者一覧>
越谷 籠染灯籠(中野形染工場+ハナブサデザイン) / 伏谷商店(名古屋提灯)/ 山鹿灯籠浪漫・百華百彩(熊本・山鹿)/ ORITERASU(折り紙作家 布施知子&照明デザイナー 阿曾正彦) / 榮(かんざし作家) / 鈴木盛久工房(南部鉄風鈴) / 篠原風鈴本舗(江戸風鈴) / 柏木美術鋳物研究所(小田原風鈴) / 能作(鋳物・真鍮風鈴) / 明珍本舗(火箸風鈴) / 大塚理航(いけばな 古流かたばみ会) / カミノシゴト(水うちわ) / 月夜野工房(ガラス) / ミツワ硝子工芸(江戸切子) / 玻璃匠 山田硝子(江戸切子) / 中金硝子総合(江戸硝子) / 廣田硝子(ガラス) / 切子工房RAU (天満切子) / 島津興業(薩摩切子) / 琉球ガラス村(琉球ガラス) / ひだか和紙(土佐和紙) / せいのまゆみ(月山和紙あかり作家) / 高山しげこ(漉き紙の灯り) / 和傘工房「朱夏」(和傘あんどん) / 洛中髙岡屋(おじゃみ座布団) / 谷 俊幸(照明作家) / 北島拓弥(ひょうたんランプ作家) / 中田雅巳(陶芸家) / 猿田壮也(陶芸家) / 柳井金魚ちょうちん祭り(山口・柳井)/ 矢萩ひかる(フェルト金魚作家) / ヨダタケシ(音楽)
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