ファッションデザイナーによる著書を特集。自伝をはじめ、人気ブランドのデザイナーが衣服製作の世界観やブランドの歴史を自身の言葉で綴った、おすすめの書籍を紹介する。各詳細からは、本の内容や価格といった情報を確認することも可能だ。
書籍『VIVIENNE WESTWOOD ヴィヴィアン・ウエストウッド自伝』は、2014年にイギリスで刊行されたヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)の自叙伝の邦訳だ。ヴィヴィアンによって初めて語られるストーリーを多数収録し、世界的ファッションブランドのデザイナーの軌跡に迫る。
ヴィヴィアン・ウエストウッド/イアン・ケリー『VIVIENNE WESTWOOD ヴィヴィアン・ウエストウッド自伝』(桜井真砂美訳)
出版年:2016年
価格:4,400円
発行:DU BOOKS
ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)のデザイナー・山本耀司の著書『服を作る─モードを超えて─』では、生い立ちから現在までを語った貴重な証言と、多方面からのアプローチを試みた100の質問を通して、山本の魅力を紹介。コレクションで発表された衣服に加え、山本の足跡をたどるうえで欠かせない貴重な写真も多数掲載する。
山本耀司/宮智泉(聞き手)『服を作る─モードを超えて─』
出版年:2013年
価格:1,650円
発行:中央公論新社
※2019年には増補新版も出版(1,760円)。
書籍『AとZ ─ アンリアレイジのファッション』は、アンリアレイジ(ANREALAGE)のデザイナー・森永邦彦の著書。10章から構成される本書では、森永自らがブランドの足跡を振り返りつつ、その「発想の源泉」を詳らかにする。
森永邦彦『AとZ ─ アンリアレイジのファッション』
出版年:2020年
価格:990円
発行:早稲田大学出版部