乾燥、赤み、皮むけなどが起こると「肌に合っていないスキンケアを使ってしまった」と悩んだり、焦ってしまう気持ちはわかるがまずは落ち着くこと。前述にもあるがビタミンAは、元々肌に備わっている栄養素であるので、決して肌に合っていないものではない。

塗布してすぐにピリピリとした刺激や赤みを感じるアレルギー反応や毒性反応とは異なり、ビタミンAケアによるA反応は、人によって異なるが、塗布後すぐには現れず、翌日から数日ほど経ってから現れるという。

Q.「A反応」の期間は？起きたら対処法は？
「A反応」は人によってさまざま。数日程度、普段より肌のツッパリや乾燥を感じる人や、赤み、ニキビなどの症状が出る人もいるという。早い人だと数日程度、平均的に1～2週間で収まるといわれている。

A反応を鎮めるには、ビタミンAケアを続けること。ビタミンAが肌に貯蓄されていくと、肌が徐々にビタミンAに慣れていき、一定量を受け入れらえるようになるので、かゆみ、乾燥、赤みなども自然に収まっていくという。

「エンビロン」と他者のレチノール製品との違い

1)ビタミンA濃度の「ステップアップシステム」
レチノール入りの市販薬や化粧品など、他のビタミンA系スキンケア製品と「エンビロン」の大きな違いは、ビタミンA濃度の違いによる「ステップアップシステム」が導入されていること。肌の状態に合わせて、ビタミンAの濃度を段階的に高めていくことができるので、その時々の肌状態に最も効果的な形でビタミンAを送ることができる。

初めてビタミンAケアをするときは、ステップ1・2といった初歩レベルからからスタートできるので、A反応も最小限に。ビタミンAを抱える“器”の準備ができたら、ステップ1、2、3…と段階的にケアすることで、ビタミンA量が蓄えられ、肌バランスの機能が正常に保たれ、健康的な肌に。ニキビ、吹き出物といったゆらぎや肌ダメージの受けにくい肌へと引き上げてくれる。

2)上質でフレッシュなビタミンA
そして、上質なビタミンAであることも、エンビロンのスキンケアの長所。スキンケア製品は、空気に触れにくいエアレス容器・アルミチューブに収納されているので、いつでもフレッシュな状態で肌に塗布できる。「肌に必要なものだけを届けたい」との思いから、極力、香料・着色料・防腐剤などは配合しないところもポイントだ。

エンビロンの豆知識：
エンビロンのジェル、クリームのオレンジ色は、ビタミンなどの配合成分(ベータカロチンなど)そのものの色。一部製品を除き、香料も使用していないので、製品の匂いは、ビタミンなどの配合成分そのものの匂い。

初めてのエンビロン＜入門編ver.2＞製品の選び方、使用方法、価格などに続く