漫画『鬼滅の刃』が狂言化。「能 狂言 『鬼滅の刃』」として、2023年5月24日(水)から5月27日(土)まで京都・金剛能楽堂で上演され、その後、福岡・愛知・神奈川公演を実施。野村萬斎が演出・謡本補綴・出演を務める。
「週刊少年ジャンプ」にて2016年11月号より連載がスタートした吾峠呼世晴による人気漫画『鬼滅の刃』。家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹・禰豆子を人間に戻すため、“鬼殺隊”へ入隊することから始まる『鬼滅の刃』は、“鬼殺隊”が繰り広げる戦いや、人と鬼が織りなす切ない物語を描いた作品だ。
2020年には映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開され、ヒットを記録。国内のみならず、全世界で注目を集めた。
そんな『鬼滅の刃』が、能 狂言化される。演出・謡本補綴・出演は、能楽師狂言方和泉流 野村萬斎が務め、原案台本は⽊ノ下裕⼀、監修は⼈間国宝の⼤槻⽂藏が担当。
また、『鬼滅の刃』の主人公・竈⾨炭治郎役と、その妹・竈⾨禰豆子役は⼤槻裕⼀、⻤舞辻無惨・竈⾨炭⼗郎・天王寺松右衛⾨役は野村萬斎、我妻善逸役は野村裕基が演じる。
<主な配役>
(シテ方)
下弦の伍・累役…⼤槻⽂藏
竈⾨炭治郎役、竈⾨禰豆子役…⼤槻裕⼀
(狂言方)
⻤舞辻無惨役、竈⾨炭⼗郎役、天王寺松右衛⾨役…野村萬斎
我妻善逸役、錆兎約…野村裕基
嘴平伊之助役、鋼鐵塚蛍役…野村太⼀郎
(ワキ方)
冨岡義勇役…福王和幸、福王知登(交互出演)
「能 狂言 『鬼滅の刃』」
原作:『鬼滅の刃』吾峠呼世晴(集英社ジャンプコミックス刊)
監修:⼤槻⽂藏
演出/謡本補綴:野村萬斎
作調:亀井広忠
原案台本:⽊ノ下裕⼀
出演:大槻裕一、野村裕基、野村太一郎、野村萬斎、大槻文藏
※禰豆子の「禰」は「礻(しめすへん)」が正式表記。
※⻤舞辻の「辻」は(辻の部⾸は⼀点しんにょう)が正式表記。
撮影:駒井壮介、瀬野匡史(舞台写真のみ)
<2023年公演>
■京都公演
上演期間:2023年5月24日(水)~5月27日(土)
会場:金剛能楽堂
住所:京都府京都市上京区烏丸通中立売上ル
※京都公演チケット最速抽選はローソンチケットにて実施。受付期間は2月13日(月)12:00~。詳しい情報は公式twitterにて発表。
■福岡公演
上演期間:2023年9月13日(水)~9月17日(日)
会場:大濠公演能楽堂
住所:福岡県福岡市中央区大濠公園1-5
■愛知公演
上演期間:2023年9月27日(水)~9月28日(木)
会場:名古屋能楽堂
住所:愛知県名古屋市中区三の丸1-1-1
■神奈川公演
上演期間:2023年9月30日(土)~10月1日(日)
会場:横浜能楽堂
住所:神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘27-2
<2022年公演>
■東京公演
上演期間:2022年7月26日(火)~31日(日)
会場:観世能楽堂
住所:東京都中央区銀座6丁⽬10-1 ギンザ シックス地下3階
■大阪公演
上演期間:2022年12月9日(金)~11日(日)
会場:⼤槻能楽堂
住所:⼤阪市中央区上町A7
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