ワコマリア(WACKO MARIA)は2022年春夏コレクションを発表した。
ワコマリアは2022年春夏コレクションでは、これまでに引き続き、ブランドのアイコニックなアイテムであるアロハシャツが豊富なラインナップで登場。映画やアーティストとコラボレーションした今シーズンを代表するモデルから、ワコマリアを象徴するレオパード柄の定番モデルまで、ユニークなアロハシャツを複数展開する。
中でも目を惹くのが、映画『悪魔のいけにえ』のポスターを大々的に取り入れたアロハシャツ。1974年にアメリカで公開された映画『悪魔のいけにえ』は、“ホラー映画の原点”とも言われ、映画史における重要作として現代でも高く評価されている作品だ。本アイテムには日本公開時のポスターをデザインに採用しており、日本語タイトルと殺人鬼“レザーフェイス”のグラフィックがインパクト抜群な一枚となっている。
また、世界的アーティストをフィーチャーした新作アロハシャツの数々も見逃せない。世界的ミュージシャンであり、2016年にノーベル文学賞を受賞をしたレジェンドアーティストのボブ・ディランのポートレートをネームと共に配したモデルはその代表的な一着だ。
その他、アメリカのピアニストであるビル・エヴァンスやジャズミュージシャンのチェット・ベイカーのフォトグラフィーを用いたアロハシャツが登場。音楽をブランドのルーツの一つとするワコマリアらしい人選が面白い、今シーズン要注目のアイテムとなっている。
さらに、これまでも継続的にコラボレーションしてきたジャン=ミシェル・バスキアとのアロハシャツも新作が登場。ジャン=ミシェル・バスキアの作風をそのまま活かした個性的なアロハシャツはスタイリングの主役になること間違いなしだ。
アロハシャツと並んでワコマリアを象徴するテーラードアイテムの新作は、ニュアンスカラーによる柔らかな印象が特徴的。ミント、ホワイトベージュ、ライトグリーン、ライトブルー、ライトパープル……といったくすんだ色味を用い、ドレッシーなアイテムに柔和なムードをプラスした。
また、イギリスの生地商社・ドメール(DORMEIUL)別注アイテムの一つであるスラックスはハンドステッチで施したラメ糸のディテールがアクセントに効いた一本。ジャケットとのセットアップはもちろん、ルックの様にカジュアルなトップスとの相性も良い。
ナンガ(NANGA)やディッキーズ(Dickies)などとのコラボレーションも継続的に展開。ナイロンジャケットやワークシャツなどをラインナップする。