カルティエ(Cartier)から、腕時計「タンク ルイ カルティエ」の2022年新作モデルが登場。
カルティエのシグネチャーウォッチとして人気を博す「タンク」。レクタンギュラー(長方形)のケースが特徴で、ストラップの延長線上にぴったり配されている。また、平行に伸びる2本の縦枠も「タンク」の特徴的なディテールだ。
「タンク ルイ カルティエ」は、「タンク」の原点となるモデル。「タンク」と比べてケースが伸びており、縦枠はより細く、角は丸みを帯びている。カルティエの3代目当主、ルイ・カルティエが愛用したウォッチとしても知られている。
そんな「タンク ルイ カルティエ」の新作は、モノクロームのダイアルを採用。カラーはカルティエを象徴する鮮烈なレッド、またはチャコールグレーとなる。
一見、単色のように見えるダイアル上には、グラフィカルなモチーフを落とし込んでいる。これは、「タンク ルイ カルティエ」の姉妹ウォッチで1977年に誕生した「レ マスト ドゥ カルティエ」の、1980年代のモデルに採用されたものだ。見えない網目を様々な方向に施し模様を描くことで、光の角度や見方によって色合いや深みが変化するよう仕上げている。
また、カラーによって異なる着色技術を使用。その後、光沢のある転写を何層も重ねることで、立体的なローマ数字を表現した。なお、新作の「タンク ルイ カルティエ」では、通常12個ある数字インデックスを4つに絞っており、“秒”を示すレイルウェル ミニッツトラックも省かれるなど、シンプルさも追及している。
2つのカラーに加え、漆黒のダイアルを備えたモデルも用意。2つの針、ロゴ、“SWISS MADE”のフォントを配したミニマルなダイアルに、イエローゴールド製のケースを組み合わせた。
なお、「タンク ルイ カルティエ」は、約38時間のパワーリザーブを誇る手巻きメカニカルムーブメント「Cal.1917 MC」を搭載している。
さらに、クォーツムーブメントを搭載した「タンク マスト」にも、シンプルなブラックのダイアルを採用した新作が登場。シルバーのスティール製ケースを組み合わせ、日常に適した機能を備えた。33.7×25.5mmのLMと、一回り小さい29.5×22mmSMの2サイズ展開で、ペアウォッチとしてもおすすめだ。
【詳細】
タンク ルイ カルティエ / タンク マスト 2022年新作モデル
■タンク ルイ カルティエ
予定価格:
・レッド 1,584,000円
・グレー 1,584,000円
・ブラック 1,544,300円
<キャリバー>
1917 MC 手巻きメカニカルムーブメント マニュファクチュール
<サイズ>
33.7×25.5mm、厚さ6.6mm
・レッド
<ケース>
イエローゴールド、リューズにサファイアカボション
<ストラップ>
レッド アリゲーター ストラップ
・グレー
<ケース>
ピンクゴールド、リューズにサファイアカボション
<ストラップ>
グレー アリゲーター ストラップ
・ブラック
<ケース>
イエローゴールド、リューズにサファイアカボション
<ストラップ>
ブラック アリゲーターストラップ
■タンク マスト
予定価格:
・33.7×25.5mm、厚さ6.6mm 368,500円
・29.5×22mm、厚さ6.6mm 349,800円
<仕様>
クォーツ ムーブメント、リューズにブルーシンセティックスピネル カボション、ブラック アリゲーター ストラップ