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企画展「とある美術館の夏休み」千葉市美術館で、目[mé]など現代美術家の新作と所蔵作品を一緒に展示

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千葉市美術館は、企画展「とある美術館の夏休み」を2022年7月16日(土)から9月4日(日)まで開催する。

“日常と非日常のあわい”という視点から美術館を捉え直す

伊藤若冲《鸚鵡図》宝暦(1751-64)後期〜明和期(1764-72)頃 千葉市美術館蔵
(展示期間:7月16日〜8月14日)
伊藤若冲《鸚鵡図》宝暦(1751-64)後期〜明和期(1764-72)頃 千葉市美術館蔵
(展示期間:7月16日〜8月14日)

誰にとってもいつもと少し違う時間に出会い、ささやかで特別な経験ができる「夏休み」。企画展「とある美術館の夏休み」は、まるで夏休みのような“日常と非日常のあわい”という視点から美術館そのものを捉え直していく展覧会だ。

現代美術家の作品と所蔵作品を一緒に展示

ミヤケマイ《アート&デザインの大茶会》大分県立美術館、2018年 Photo by Satoshi Shigeta
ミヤケマイ《アート&デザインの大茶会》大分県立美術館、2018年 Photo by Satoshi Shigeta

会場では、“美術館をときほぐす”“作品と出会い直す”“日常で表現する”という3つのテーマのもと、現代美術家やクリエイターなどの作品と、彼らが選んだ千葉市美術館の所蔵作品を展示。伊藤若冲、田中一村、河原温、杉本博司などの所蔵作品を、現代美術家、編集者、デザイナー、雑貨店などさまざまな表現者たちの目を通して紹介していく。

中﨑透、ミヤケマイ、清水裕貴、津田道子も参加

津田道子《あなたは、翌日私に会いにそこに戻ってくるでしょう。》NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)、2016年 Courtesy of TARO NASU Photo by Tadasu Yamamoto
津田道子《あなたは、翌日私に会いにそこに戻ってくるでしょう。》NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)、2016年 Courtesy of TARO NASU Photo by Tadasu Yamamoto

たとえば、中﨑透、ミヤケマイ、清水裕貴、津田道子の4名の現代美術家は、展示ケースや学芸員、監視員といった普段展覧会であまり意識されることのない存在を新作インスタレーションに組み込みつつ、千葉市美術館の所蔵作品と一緒に展示。作品そのものだけでなく、美術館をとりまく要素に着目し、美術館という場所を捉え直す。

小川信治や目[mé]の新作インスタレーション

小川信治《ストラスブール》2015年 千葉市美術館蔵
小川信治《ストラスブール》2015年 千葉市美術館蔵

また、2017年と2019年に千葉市美術館で個展を開いた小川信治と現代アートチーム目[mé]は、その際に美術館に所蔵された自身の作品と再び対面。自身の作品と向き合いながら、新たなインスタレーションを制作する。

日常生活の中で生まれる表現にも注目

文化屋雑貨店による出品物イメージ(掛け時計、ポーチ、プリント軍手)
文化屋雑貨店による出品物イメージ(掛け時計、ポーチ、プリント軍手)

さらに、企画展「とある美術館の夏休み」では、日常生活の中でも多様な表現が生まれていることに注目して作品を紹介。日々の生活や感覚を日記で表現するきぐう編集室や、毎日決まった時間にコピー機に自分の顔や手を押し付けてプリントする井口直人、場所・時間・記憶を匂いという切り口で捉えて表現する井上尚子、長谷川義太郎が手掛ける雑貨店・文化屋雑貨店が参加し、日常の表現を見つめ直すことに繋がるような展示を実施する。

展覧会概要

企画展「とある美術館の夏休み」
会期:2022年7月16日(土)~9月4日(日)
休館日:8月1日(月)※休室日は7月25日(月)、8月15日(月)
開館時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
※入場受付は閉館の30分前まで
会場:千葉市美術館
住所:千葉県千葉市中央区中央3-10-8
観覧料:一般 1,200円(960円)、大学生 700円(560円)、小・中学生、高校生無料
※障害者手帳所持者とその介護者1名は無料
※( )内は前売り、市内在住65歳以上の料金
※ナイトミュージアム割引:金・土曜日の18:00以降は観覧料半額
※本展チケットで5階常設展示室「千葉市美術館コレクション選」も鑑賞できる

【問い合わせ先】
千葉市美術館
TEL:043-221-2311 (代表)

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