荒木珠奈(あらきたまな、1970-)は日本のアーティスト、作家。ニューヨークを拠点に、版画、立体作品、インスタレーションなど幅広く表現。20代でメキシコに留学。「明るさと暗さ」や「生と死」が共存する独自のメキシコ文化の影響を受ける。特徴として、清さと濁さを併せ持った人間そのものを肯定するような眼差し、どこかへんてこなのにかわいらしい、ゾクッとする感覚が混在した世界観の作品があげられる。光と影、昔話などの物語を想起させるようなモチーフを用いる。荒木珠奈の世界観は見る者の心の底にある懐かしい感覚や感情、記憶を揺さぶりながら、非日常の世界へと誘う。
2023.7.22(土)~2023.10.9(月) 開催