2007年6月にサルバトーレ・ピッコロブランドがスタートし、2008年春夏コレクションがデビューとなった。
サルヴァトーレ ピッコロ(Salvatore Piccolo)はイタリアのシャツブランド。
ナポリの裁縫の伝統に則った、クラシックでフォーマルな仕立てやフォルムを基調としながらも、現代的な解釈が加えられたスタイルが魅力である。
デザイナーであるサルバトーレ・ピッコロはシャツを専門とする仕立職人。青年時よりシャツに関わる仕事に従事することを決意していた彼は、倉庫担当としてその一歩を踏み出した。かつて仕立て職人として働いていたサルバトーレの母親は、16歳で独立を決意した息子の成功を確信し、自分の経験と知識を伝えた。
程なく彼の事業は拡大し、地元の工房を閉めて、かつて彼が一歩を踏み出した工場へ移転する。その後、サルバトーレのシャツはナポリの上顧客の支持を得、その名は国境を越えるまでとなった。