パスザバトン(PASS THE BATON)は「ニューリサイクル」をコンセプトとしたリサイクルショップ、および、そのオリジナルブランド。スープストックやジラフなどを展開する株式会社スマイルズがプロデュースしている。
高級品や低価格な品物だけを販売する従来のリサイクルショップではなく、個人のセンスで見いだされた品物や、使っていた人物の人となりが伝わる品物を扱う、新しいリサイクルショップとして、人気を博している。
その秘密は、販売形態にあり、「ニューリサイクル」というコンセプトの通り、単に服を古着を売るのではなく、持ち主の「顔写真」と「プロフィール」、「品物にまつわるストーリー」を添えて販売しているのが特徴。アイテムを手に取ると、商品の価格のタグの部分に、それらの情報が合わせて付いてくる。
これは、服を出品する人の「愛用していたけれど今は使わない、でも捨てるのは惜しい。そのような品物を、大切に使ってくれる次の方へ渡したい」という気持ちに応えたものだ。また、出品物の価格は、出品者の希望を基に決定。さらに、出品物を購入した客からコメントも届く(全てではない)。
なお、出品物のセレクトは、パスザバトン独自の視点で行っているので、他にはないユニークなアイテムで店内は溢れている。
ブランドとの別注アイテムも取り扱っており、コーヘン(Coohem)とのカードケースや財布を展開していた。また、東京・丸の内店の7周年の際には、デッドストックのリネンを使用したオリジナルハンカチを発売するなど、独自の商品も用意している。
2009年9月、東京・丸の内に1号店を、翌2010年4月には2号店を表参道ヒルズにオープン。
2012年10月、リニューアルした阪急うめだ本店に3号店をオープンする。阪急うめだ店はアクセサリーや服飾雑貨がメインのショップ。
2015年8月8日(土)に、京都・祇園新橋に3店舗目をオープン。