レスザンヒューマンは2002年に今井康裕、甲賀潤、西尾渉の三人が始める。
レス ザン ヒューマン(Less than human)は日本のアイウェアブランド。
ブランド名の「レス ザン ヒューマン(Less than human)」は、「人間以下」という意味。そのユニークな名前に負けないくらい独特な個性・強烈な個性をもったアイウェアが特徴。
ディレクターである今井康裕は、日本のアイウェアブランド「ツェツェ」のディレクターでもある。
甲賀潤は、オリバーピープルズやポールスミス、アイヴァンの企画担当、ツェツェのデザイナーを経て、レス ザン ヒューマンを立ち上げる。
西尾渉は渡仏して、アラン ミクリのもとでアシスタントを務め、帰国後レスザンヒューマンに加わる。
2002年のデビューコレクションから、そのエキサイティングでパワー溢れるアイウェアをデザインし注目を集める。
音楽、ファッション、アニメなど様々な分野とのコラボレーションも活発におこなっている。イギリスのクラブシーンで人気のレーベル「NINJA TUNE(ニンジャチューン)」とのコラボレーションモデルや、 ウィリアム・バロウズとアレン・ギンズバーグの「麻薬書簡」をテーマにしたモデル、ウルトラマンの怪獣とのコラボレーションモデルなど、多岐にわたるコレクションを発表。
上記のように、数多くのコラボレーションモデルがあり、レス ザン ヒューマンのアイウェアのデザインは幅広い。特徴としては、大胆な色使いと様々なフォルムのフレームを使用している点にある。そして、その時々のテーマ毎にデザインされることによる、捉えどころの無さなど。
また、「LESS THAN HUMAN PRETTY」という女性向けのラインも発表。こちらは、女性向けということもあり、可愛らしい比較的掛けやすいデザインのものが多い。
そして、森鴎外や三島由紀夫などの日本の著名作家名をもじってアイテム名にした「大正ロマン」というラインも発表。こちらは、セルロイド製のフレームのコレクションである。
最後に、レスザンヒューマンのウェブサイトは(他の多くのファッションブランドのそれと比べると)非常に変わった作りになっている。ブランド自らが標榜している「馬鹿さ」が絶妙に出ている。