2017年、現役ミュージシャンのコウジ(KOJI)、ツヨシ(T$UYO$HI)、カツマ(KATSUMA)によりエムエスエムエルをスタート。
エムエスエムエル(MSML)は、ラウドロックシーンで活躍する現役ミュージシャンのコウジ、ツヨシ、カツマが集い、立ち上げたメンズファッションブランド。
エムエスエムエルでは、“トロイカ”体制=3人体制にてクリエーションを展開。各人が影響を受けたアーティストや自身の音像、自らが立つステージでの機能性、そしてロックミュージックの持つプリミティブな感性を融合させたクリエイションを実現。既存のジャンルには属さないものの、1980年代後半〜90年代前半の東京のシーンで見られたハードなアメリカンカジュアルやストリート、モードライクなシルエットのアイテムをコレクション形式で展開する。
なおブランド名の“MSML”は、“Music Saved My Life”の頭文字を採用したものである。
・コウジ
日本のミクスチャーロックバンドスクリーミング・ソウル・ヒル(SCREAMING SOUL HILL)のボーカルとして2001年にメジャーデビュー。2005年のバンド解散後、2010年公開の映画『BECK』の音楽指導、大手企業のTV-CM演出、旧知のブランドであるザ・クライミー(THE CRIMIE)のモデルなどを開始。2017年よりエムエスエムエルのブランドディレクターに就任。自身のルーツにある90年代のハードコアアメカジを軸に、ストリート〜モードまで多様なジャンルのエッセンスを投影しアウトプットする創作スタイルは、90年代由来のオルタネイティブロックの感覚と相通じるものがあるという。
・ツヨシ
2023年に映画公開もされた伝説のバンドPTP(Pay money To my Pain)をはじめ、The BONEZ・Dragon Ashなど日本のラウドロックシーンを牽引するロックバンドのベーシスト。作曲&アレンジセンスにも定評があり、プロデューサー的な立ち位置と視点を持つ。バンド以外ではMicro(Def Tech)、安室奈美恵のツアーでもベースをプレイ。そして音楽と同じくらいファッションが好きとの発言もある通り、色使い、ハットやキャップなどのヘッドギア、サイズ感など、バランス感覚にたけており、モノトーンにまとまりがちなロックシーンの中で独自のファッション感を構築。盟友コウジの誘いを受けエムエスエムエルに参加。日本のバンドで唯一、セント マイケルとのオフィシャルコラボレーションも果たしている。
・カツマ
2007年、coldrainのドラマーとしてデビュー。コウジ、ツヨシとは年齢こそ違えども同じ志を持ち、現在のラウドロックシーンを牽引する存在。黒・レザー・ブーツ、と自身が身に纏うアイテムはハードなエレメントで構築する傍ら、繊細なタッチで作成されるオリジナルのグラフィックは秀逸。デザイナー神谷康司が手がけるマイン(Myne)、カミヤ(KAMIYA)へのグラフィック提供に始まり、ジュエリーブランド、ジャスティン デイビス(Justin Davis)でのクリエイティブ・ディレクション、自身が手がけるジュエリーブランドカート(KART)での創作活動を行うなど、表現の多彩さにも定評がある。