皇居三の丸尚蔵館(コウキョサンノマルショウゾウカン/The Museum of the Imperial Collections, Sannomaru Shozokan)は、東京都千代田区の皇居東御苑内にある美術館。

皇室に代々受け継がれてきた絵画・書・工芸品などの美術品類が、1989年6月、国に寄贈されたのを機に、これら美術品を保存・管理するとともに、調査・研究を行い、一般にも展示公開することを目的として、1993年に「三の丸尚蔵館」として開館。2023年、装いを新たに「皇居三の丸尚蔵館」の名称で開館。

絵巻物の《蒙古襲来絵詞》や《春日権現験記絵巻》、狩野永徳の代表作《唐獅子図屏風》、伊藤若冲《動植綵絵》、さらに近代では横山大観や高村光雲の作品など、各時代を代表する貴重な作品を数多く収蔵している。