企画展示「20世紀イタリアの巨匠 マリノ・マリーニ 新収蔵の版画作品を中心に」が、群馬県立近代美術館にて、2025年4月19日(土)から6月8日(日)まで開催される。
20世紀を代表する彫刻家のひとり、マリノ・マリーニ。イタリア中部の古都ピストイアに生まれたマリーニは、古代ローマ以前に栄えたエトルリア文明の素朴で力強い造形に影響を受け、豊かな自然の恵みを女性像に表した連作「ポモナ」などを手がけた。
マリーニはしかし、まず画家として出発し、彫刻家として評価されるようになったのちにも、絵画や版画の制作を続けている。マリーニは、平面と立体とを行き来しつつ展開されたのだといえる。
群馬県立近代美術館は2024年度、個人コレクターからマリーニの版画146点など、合計150点の作品の寄贈を受けた。企画展示「20世紀イタリアの巨匠 マリノ・マリーニ 新収蔵の版画作品を中心に」は、このコレクションの全貌を紹介する初の展覧会。《奇跡》や《マリノーゲーテよりI》をはじめ、初期から晩年までの版画を軸に約150点を紹介する。
企画展示「20世紀イタリアの巨匠 マリノ・マリーニ 新収蔵の版画作品を中心に」
会期:2025年4月19日(土)〜6月8日(日)
会場:群馬県立近代美術館 展示室1
住所:群馬県高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(5月5日(月・祝)は開館)、5月7日(水)
観覧料:一般 600円(480円)、高校・大学生 300円(240円)、中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
※障害者手帳などの所持者および介護者1名は無料
【問い合わせ先】
群馬県立近代美術館
TEL:027-346-5560