高梁市成羽美術館(タカハシシナリワビジュツカン/NARIWA MUSEUM)は、岡山・成羽にある美術館。
岡山県初の町立美術館として1953年に開館し、1994年、3代目の建物が現在地に新築開館。設計は、建築家の安藤忠雄による。
成羽出身の洋画家・児島虎次郎の作品を中心に、児島が訪欧・訪中の折りに収集した、陶器などの古美術品、植物化石をコレクションとして擁する。古美術品は、中国や朝鮮、オリエント地域の収集品約500点から構成。なかでも古代エジプト遺物の収蔵品は1920年代に収集されたものであり、日本国内でも早期のエジプト・コレクションである。