警察と犯罪組織それぞれに潜入を命じられた、18歳のラウとヤン。自分が誰であるかを隠し、敵組織に送り込まれた二人の青年。彼らはお互いの存在、因縁をまだ知る由もなかった。そして時は過ぎて10年後。過酷な運命を生き抜き、二人は潜入先で頭角を現す。そんなとき、覚せい剤取引を目論むマフィアの一斉検挙が失敗に終わる。そこで双方の内通者の存在が明らかになってくる。裏切り者の正体を暴くため、ついに対決の時がやってくる。