1970年代から80年代にかけて、キリスト教福音派のテレビ伝道師として愛のあるメッセージを発信し続け、全米一成功を収めたタミー・フェイとジム・ベイカー夫妻の波乱万丈の人生を、タミーの視点で描いた物語。ジム・ベイカーは、妻タミー・フェイと共演したTV番組を製作。愛にあふれたメッセージで視聴者は熱狂、瞬く間に絶大な人気を博し、大成功を収めた。そんな中、貧しい生活から一転、華やかな生活に変わったタミーは、泣いても消えないまつげ、独特の歌い方、そしてあらゆる人々を受け入れる寛大さで伝説的な存在に。人々を幸せにすることが自分の使命だと信じ、人々から寄付金を集めることは神の意志だと疑わなかったタミー。しかしその栄光は長くは続かず、金銭的な不正、ライバルの陰謀、ジムのスキャンダルなどにより、ふたりが築いた帝国はやがて崩壊していく...。波乱万丈の人生の結末に待ち受けていたものとは?第94回アカデミー賞では、主演女優賞、メイク・ヘアスタイリング賞を獲得。映画『タミー・フェイの瞳』はディズニープラス「スター」で配信中。